・シニア専門のアルバイト・パート求人媒体が生まれている
・オフィスワークの案件は少ないので、ていねいに探すこと
・募集案件はまだ少ないがシニアジョブに注目
定年後のアルバイトとして事務仕事を考えている人もいるだろう。しかし、求人媒体の募集案件は介護や警備関連が多く、事務仕事はなかなか見つからない。どうやって探せばいいのだろうか?
シニア世代がアルバイトやパートを探すときは、パソコンやスマートフォンのアプリを使いたい。地域や職種、待遇などを決めて簡単に絞り込めるからだ。
しかも最近は、主要なネット求人媒体で「シニア歓迎」をうたうものが増えてきた。例えば、バイトルの「グランジョブ」(https://www.baitoru.com/lp/senior/)もそのひとつだ。
サイトを開くと、「シニア(60代~)歓迎」の求人案件がすぐ検索できる。ここで「東京」とエリアを指定して検索すると2万7000余の案件がヒットし、アルバイト・パートで絞ると1万6000余が提示される。さらに、職種で「オフィスすべて」を選択すると600余の案件と1189円という平均時給が示された。
しかし、案件をひとつひとつ見ていくと、必ずしも筆者がイメージしたオフィスワークばかりではない。飲食やイベント関連などの若い世代向けと思われるもの、受付や案内、テレホンオペレーターなど女性向けと思われるものが多い。