自衛隊グルメ探訪

ミサイル護衛艦「さわかぜ」の厨房拝見

産経ニュース
「さわかぜ」厨房の調理用大釜。4基そなえられており、手前で炊飯を(このときは野菜の洗浄中)、中央の2つでおかずの調理、奥の釜で汁物(味噌汁やスープ)を調理する(2009年10月)
「さわかぜ」厨房の調理用大釜。4基そなえられており、手前で炊飯を(このときは野菜の洗浄中)、中央の2つでおかずの調理、奥の釜で汁物(味噌汁やスープ)を調理する(2009年10月)

船乗りたちにとっての楽しみといえは、古今東西なんといっても食事の時間である。

長期の航海がおこなわれる海上自衛隊の艦船勤務においては文字通り「士気の原動力」であり、1日の食事は当直交代(朝7時、昼11時、夕17時)の時間に合わせて行なわれる。

今回ご紹介するのは1983(昭和58)年に就役し、排水量5200トンで対空用ミサイルを搭載、ながらく護衛艦隊旗艦を務めていた護衛艦「さわかぜ」の平日における昼食調理風景である。

艦長から一般隊員まで、乗組員は約250人の食事を用意する。野菜の下ごしらえが終わると大釜で調理し、次の炊飯の準備なども短時間でスピーディーに行なわれ、6品にのぼる食事ができあがったのは驚きであり、それは文字通り「漢のグルメ」であった。

昼食メニュー

ハワイアンステーキ(豚ステーキ&パイナップル添え)、トマトソース、付け合せのレタス、中華風あんかけ(八宝菜)、ロールキャベツカレー煮、韮(にら)玉、ツナサラダ、ご飯、ワンタンスープ

メインディッシユのハワイアンステーキ。すでにカットされた豚ロース肉を15分オーブンで焼いたもので、ボールに入ったパインを添える
すべての調理が終わり配膳台に並べられた料理の数々。写真左より韮玉(にらたま)、中華風あんかけ、ロールキャベツカレー煮、ツナサラダで、ボールに麦茶を入れて煎じて出していた
「さわかぜ」昼食メニュー。栄養のバランスが取れ、ボリュームのある食事となっていた。トレーは一般隊員用で幹部は朱塗りの器、艦長は小鉢に盛り付けて出されるが、食べるものは同じである
海自の第2世代ミサイル護衛艦「たちかぜ」型の3番艦・DDG‐170「さわかぜ」。2010(平成22)年6月に退役した(2006年10月撮影)

雑誌「丸」
昭和23年創刊、平成30年に70周年迎えた日本の代表的軍事雑誌。旧陸海軍の軍 艦、軍用機から各国の最新軍事情報、自衛隊、各種兵器のメカニズムなど幅広 い話題を扱う。発行元の潮書房光人新社は29年から産経新聞グループとなった 。毎月25日発売。

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