13日深夜から放送される、テレビアニメ「うる星やつら」(フジテレビ系)に、声優の古川登志夫、平野文が出演することが6日、作品の公式HPで発表された。2人は同作が1980年代にアニメ化された際のメインキャスト。SNSに胸を熱くしたファンから歓迎の声が殺到している。
浮気者の高校生、諸星あたると、宇宙人「鬼族」の美少女で、あたるを一途に愛するラムを中心にしたドタバタを描くラブコメディー。漫画家、高橋留美子さんの同名原作が「少年サンデー」に連載された。その出版元、小学館の創業100周年を記念し、原作から選び抜いたエピソードを4クールにわたって新たにアニメ化する。第1期は2クール連続で放送される。
81~86年に放送されたアニメ版や、劇場版であたる役を演じた古川が、今作ではあたるの父親役、ラムを演じた平野がラムの母を演じる。2人は製作発表時に公式HPにコメントを寄せており、この一報を受け、SNSには反響が殺到。「初代の方々が新作にゲストで登場してくれたらな~と期待してたら、それ以上の結果に!」「お2人は、何らかの役で必ず出演してくれると思っていたので、正式に発表されて素直にうれしい!」「旧作へのオマージュもファンサービスもあって、作り手さんの意気込みを感じます」「これを胸熱と言わずして何と言う!」「おっさん世代にはたまらんな」といった声がズラリと並んだ。
それぞれが旧作で演じた役の親を演じるという配役には、「たしかに親なら主人公が大人になった声として似てても違和感ないし旧ファンも喜ぶ」「新旧交代として最高の形」「ロマンある配役にあっぱれ」などと納得するコメントが目立った。また、「旧作の役とどう演じ分けるか…不安がないと言ったらウソになるけど、期待のほうが上回る。なんかドキドキしてきた」「古川さんと平野さんがどのようなトーンで演じるのか、今からとても楽しみです。当時のまんまで出てきて、あたるとラムやんとなっても面白いかも(笑)」など、2人の演じ方にも関心が集まっている。