自民・二階元幹事長「安倍首相の後は安倍首相だ」 政治手腕振り返る

産経ニュース
二階俊博元自民党幹事長(春名中撮影)
二階俊博元自民党幹事長(春名中撮影)

自民党の二階俊博元幹事長が産経新聞のインタビューに応じ、7月に死去した安倍晋三元首相の政治手腕などを振り返った。

安倍元首相が亡くなった当日のことは、頭が真っ白になってしまい何も覚えていません。まことに急激で、あり得ないことが起こったのだから…。本当に残念で、悔しいですよね。いくら言葉を尽くしても許しがたいことです。

私は自民党幹事長時代に「ポスト安倍には誰がふさわしいか」という質問を受けたときは、常に「安倍首相の後は安倍首相だ」と言っていたほど、彼の手腕を評価していました。

政権の安定には党内の不協和音が出ないように注意しなければならないのですが、安倍さんの下、党が一致団結していたのは間違いない。安倍さんが普段からあらゆる方面に細やかに配慮していた証しだと思います。私も幹事長として仕事しやすかったですね。

安倍さんが外交に極めて熱心だったのは、極めて当然のことです。首相にとって一番重要なのは外交ですよ。首相在任中に訪問した国・地域は約80に上るとのことですが、その実績は大きい。今後の人たちも外交に積極的であってもらいたいですね。

国土強靭化へのご理解も深く、度重なる自然災害に躊躇なく迅速に対応されていました。また新型コロナウイルス禍で「10万円の国民一律給付」を進言した際は、いったん閣議決定した内容を撤回して取り組まれました。相当な政治決断であったかと思います。非常時における安倍さんの胆力に感服しました。

安倍さんを失った日本や党への影響は計り知れないが、いつまでも過去を振り向いて哀悼の言葉を述べあっているだけでは政治は停滞する。われわれは政治の停滞は1日も揺るがせにできないと常に主張してきたわけですから、今、ここでこそ停滞は許されない。前に向かって歩みを進めなきゃならない。

党内の若い政治家もいずれ自分にその立場がまわってくるのだから、その日に備えて、研鑽を怠らず、ある日を期して努力してもらいたい。若い政治家が、安倍さんのようにしっかりとした国家観を身につけるにはどうすべきか?教科書はなんといっても選挙区にありますよ。選んでいただいた人たちと日々接触を怠らないで、ご意見を正しく、低い姿勢でうかがうことです。水は高いところから低いところに流れていく。こっちがお高くとまっている間は、誰も意見を言ってくれない。ご意見を拝聴する姿勢があれば、いいアイデアをくれる人はたくさんいますよ。(聞き手 大島悠亮)

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