帰ってきた渡辺一平「実力はこんなもんじゃない」

産経ニュース
国体の成年男子100メートル平泳ぎ決勝 1分0秒07で3位の渡辺一平=日環アリーナ栃木
国体の成年男子100メートル平泳ぎ決勝 1分0秒07で3位の渡辺一平=日環アリーナ栃木

あの選手が帰ってきた-。競泳男子200メートル平泳ぎ元世界記録保持者の渡辺一平(トヨタ自動車)。9月19日まで宇都宮市内で行われた国民体育大会に出場し、成年男子100メートル平泳ぎで3位に入った。昨年は東京五輪の代表入りを逃し、今年の年明けには膝を負傷する不運もあった。久しぶりの全国規模のレースで復活の兆しをうかがわせ、「僕の実力はこんなもんじゃないことを見せたい」と、2年後のパリ五輪へ再起を誓った。

3年ぶりに開催された国体に、渡辺は高校まで過ごした大分県代表として出場した。100メートル平泳ぎは予選から1分0秒02と好タイムで泳いだ。59秒台を狙った決勝は1分0秒07で3位。目標には及ばなかったが、存在感を十分に発揮した。

国体の成年男子100メートル平泳ぎで、3位の渡辺一平=日環アリーナ栃木
国体の成年男子100メートル平泳ぎで、3位の渡辺一平=日環アリーナ栃木

今大会は、他にリレーや200メートル個人メドレーなど多種目に臨み、「インカレ(日本学生選手権)みたいだった。大分代表として出場できる喜びがある」と試合を満喫した様子だった。

200メートル平泳ぎの元世界記録保持者。活躍が期待された昨夏の東京五輪は代表入りを逃した。再出発を期した今年、再び試練が襲った。

年明けに「自分の不注意で」と雪道で負傷し、左膝の骨挫傷と診断された。世界選手権(ブダペスト)の代表権獲得が懸かった3月の代表選考会には参加できず、「情けなかった」と振り返る。4月の日本選手権は100メートル自由形のみに出場し、本命の平泳ぎへの出場は見送っていた。

痛みや違和感がなく練習をできるようになったのは、7月ごろからだったという。現在は、正式なコーチ契約は結んでいないものの、2012年ロンドン五輪男子200メートル平泳ぎ銅メダルの立石諒さんを指導した高城直基氏のアドバイスをもらっていることを明かし、「いい練習ができている」と充実感をにじませた。

渡辺が見据えるのは24年パリ五輪だ。「パリで活躍するには、来年の福岡(の世界選手権)に出場して、いい泳ぎをするのが絶対条件」と力を込める。福岡の世界選手権の選考会は来年4月の日本選手権で行われる。「選考会までは半年くらい。高いモチベーションを保って練習したい」。25歳の〝リベンジ〟がここから始まる。(運動部 久保まりな)

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