坂本冬美、11月に師匠・二葉百合子の歌唱監修アルバム「歌謡浪曲名作選」発売

サンスポ
アルバム「歌謡浪曲名作選」を発売する坂本冬美。連日、明治座公演で熱演中
アルバム「歌謡浪曲名作選」を発売する坂本冬美。連日、明治座公演で熱演中

演歌歌手、坂本冬美(55)が11月9日に歌謡浪曲の集大成アルバム「坂本冬美 歌謡浪曲名作選」を発売することを発表した。2008年に引退した師匠である二葉百合子(91)の歌唱監修のもと、「岸壁の母」を含む4曲を収録している。

二葉との出会いは20年前の2002年。当時、冬美は歌に自信をなくして休業し、和歌山県の実家で過ごしていた。引退の2文字がよぎる中、テレビから「岸壁の母」を歌う二葉の力強い歌声が流れてきた。

「私がすがれるのは先生だけ。強いノドと、強い精神力があったら、もう一度歌えるかもしれない」と二葉に手紙を書き、弟子入り。毎日レッスンに通い、自信と歌声を取り戻して03年4月に復帰した。

二葉は引退する際、自身の歌謡浪曲を弟子たちに歌い継いでもらいたいと願い、なかでも「岸壁の母」の歌唱に冬美を指名した。「うまく歌わなくていい。でも、あなたはきっと心で歌い継いでくれる。私はそれを信じています」と託された。

冬美は当時を振り返り、「休業中、運命の出会いとなったのが二葉百合子先生。先生が長年大切に歌ってこられた『歌謡浪曲』を直々にご指導いただき、復帰後のステージから私なりに先生のお心を受け継いで歌わせていただいております」と語り、「先生にご指導いただいた20年の集大成ともいえる4曲を魂を込めて歌わせていただきました」と力を込めた。

他の3曲は「明治一代女」「沓掛時次郎」「梅川忠兵衛」。冬美は東京・明治座で10月18日まで上演される「坂本冬美特別公演 中村雅俊特別出演」に出演している。

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