今年のノーベル賞 日本の連続受賞なるか 3日から発表

産経ニュース
ノーベル賞の有力候補者

今年のノーベル賞が3日から順次、発表される。昨年は地球温暖化を予測した真鍋淑郎氏が物理学賞に輝いたが、今年も自然科学分野で日本の有力候補者は少なくない。2年連続の受賞に期待がかかる。

医学・生理学賞は、新型コロナウイルスの感染抑制に貢献したメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンが選ばれるかどうかが関心事だ。受賞する場合は米ペンシルベニア大特任教授のカタリン・カリコ氏(67)らが予想される。既に高い評価を得ているが、受賞は感染が世界的に収束してからとの見方も根強い。

日本人で有力なのは京都大教授の森和俊氏(64)。生命活動に欠かせないタンパク質の品質管理を行う細胞内の仕組みを解明した。ノーベル賞の登竜門とされる米ラスカー賞などを軒並み受賞しており、期待が大きい。

理化学研究所名誉研究員の竹市雅俊氏(78)も有望だ。細胞同士を接着させる物質を見つけた先駆的な業績で知られ、最近は病気のメカニズムの解明などに生かす関連研究の注目度が高まっている。

免疫学の分野から選ばれる場合、大阪大特任教授の坂口志文氏(71)に期待がかかる。免疫を抑制する働きがある「制御性T細胞」を発見し、免疫学の常識を覆した。

物理学賞は物質の性質を解明したり、それを電子機器に応用したりする研究分野に授与される可能性が高い。革新的な電子部品の開発につながる「トポロジカル物質」や、次世代の太陽電池が注目される。

日本人で有力なのは桐蔭横浜大特任教授の宮坂力氏(69)。「ペロブスカイト」と呼ばれる構造の物質を使った次世代太陽電池を開発した。安価で使いやすく幅広い用途が見込まれ、再生可能エネルギーの普及拡大に道を開いた。

極微の世界の基本法則である量子力学の分野から選ばれる可能性もあり、極めて高精度の原子時計である「光格子時計」を開発した東京大教授の香取秀俊氏(58)の呼び声が高い。東大教授の中村泰信氏(54)は超高速の計算を可能にする量子コンピューターの基礎技術で注目されている。

化学賞は京大特別教授の北川進氏(71)が有力視される。微細な穴を持つ有機物の「多孔性材料」を開発し、穴を使って気体の吸着や分離を自在に行う技術を生み出した。地球環境やエネルギー問題の対策に役立つと期待される。

東大卓越教授の藤田誠氏(65)も有機化合物をつなげて微細な穴を作り、これを物質の構造解析に利用する革新的な手法を開発。従来と比べ格段に効率的な解析を可能にした。北川氏と同時受賞の可能性もありそうだ。

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