「デジタル弱者」なくせ 埼玉県内の自治体、高齢者のスマホ購入費補助

産経ニュース
埼玉県横瀬町が令和3年に高齢者ら向けに開いたスマートフォン教室(同町提供)
埼玉県横瀬町が令和3年に高齢者ら向けに開いたスマートフォン教室(同町提供)

埼玉県内の自治体で高齢者がスマートフォンを購入する際に費用の一部を補助する動きが広がっている。秩父市は11月から上限3万円を支給する制度をスタート。すでに始めている行田市や横瀬町では申請が相次ぐ。自治体のデジタル化が進む中、スマホを前提としたサービスも増えており、「デジタル弱者」とされてきた高齢者にも利便性を享受してもらう狙いだ。(中村智隆)

秩父市は、マイナンバーカードが読み取れるスマホを購入した60歳以上の市民に対して補助金を交付する。申請は来年3月末まで受け付ける。対象者には、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の市の公式アカウントと、市の情報を配信する「ちちぶ安心・安全メール」の登録を求める。

市はマイナンバーカードの利用を後押しするともに「ラインで新型コロナウイルスワクチンの接種予約がスムーズにできるし、災害や不審者などの情報も素早く届けられる」(担当者)とメリットを強調する。

行田市は昨年10月、初めてスマホを購入した65歳以上の市民に端末価格の3分の2(上限1万円)を補助する制度を開始。今年3月までに241人に補助金を支給した。

今年度も継続し、8月からの2カ月では54人に支給。さらに6人から申請を受けており、来年2月末まで申請を受け付ける。市の担当者は「市がデジタル化を進める一方で高齢者のスマホ普及率は低い。その底上げを図る」と話す。

いち早く制度を採用したのは横瀬町だ。令和2年11月から、初めてスマホやタブレットなどを購入した60歳以上の町民に対し、最大2万円を補助している。支給実績は2年度が72人、3年度が63人だった。今年度は10人が支給済みだという。申請は来年3月末まで受け付ける。

スマホを買っても操作方法が分からないという高齢者が多いことから、いずれの市町でも制度に合わせて無料の講習会を開催。参加者は基本的な使い方やラインなどの交流サイト(SNS)の活用方法を学べる。

秩父市は11月から来年3月にかけて市内各所で実施する。行田市は講習会などの参加を補助の要件にしており、土日を中心に開催している。

横瀬町は今年は春から講座を開始し、現在も開催中。町の担当者は「オンライン手続きを活用してもらうため、少しでもスマホに慣れてもらいたい」としている。

  1. 野菜のプロ直伝「おでんの大根 一瞬で味を染み込ませる方法」に「いいね」続々「これ本当に一撃で味が染みる!」

  2. 【虎のソナタ】思わぬ大物が阪神へ移籍してくるかも 12・9現役ドラフトは大注目

  3. NHK朝ドラ「舞いあがれ!」柏木学生(目黒蓮)「お前のこと…」に続く言葉は?ネット大喜利化「ゴメン、やっぱり紬(川口春奈)が好き」

  4. 「水ダウ」クロちゃん企画、“本物”美女が脱落に 衝撃走る「ちょっと泣いてしまったw」「仕掛け人だと思ってた」

  5. 名脇役の斎藤洋介さんが死去 69歳、人知れずがんで闘病