中国、露との溝に苦心 「住民投票」相いれぬ立場

産経ニュース
記者会見する中国外務省の毛寧副報道局長=30日、北京(共同)
記者会見する中国外務省の毛寧副報道局長=30日、北京(共同)

【北京=三塚聖平】ロシアによるウクライナ4州併合で中国は微妙な立場に置かれている。「台湾独立」を警戒する中国は「主権と領土保全」の原則を譲れない。「住民投票」を盾に他国領を切り取ったプーチン露政権とは本来、相いれない立場だ。このため中国は、4州併合に明確な態度を示さず、対米で連携を深めるロシアとの溝を露呈させないよう苦心している。

中国外務省の毛寧(もう・ねい)報道官は30日の記者会見で、4州併合について「各方面が対話と協議を通じて、不一致を適切に解決してほしい」と発言。賛否は明らかにしなかった。米政府系のラジオ自由アジア(RFA)は「中国は、ロシアがウクライナで主導した住民投票に賛成していないが、明確にロシアの非難もしていない」という見方を示す。

中国は、ウクライナへの配慮に加え、台湾問題への波及を警戒しているとみられる。今回は住民投票が独立や露編入の根拠とされた。中国がこれに賛意を示せば、台湾問題で強調する「主権と領土保全」の主張が揺らぎかねず、チベット、新疆(しんきょう)ウイグルの両自治区にも響きかねない。中国は2014年のクリミア併合も承認していない。

中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は9月28日、ウクライナ4州での住民投票と台湾問題の整合性を問われ、「台湾問題は完全に中国の内政であり、ウクライナ問題とは本質的な違いがある」とクギを刺した。

一方で、中国はロシアとの不協和音が露呈しないよう気を配っている。

毛氏は30日の会見で「各国の主権、領土保全は尊重されるべきだ」としつつ、北大西洋条約機構(NATO)の「東方拡大」に反発するロシアを念頭に、「各国の合理的な安全保障上の懸念は重視されるべきだ」と述べた。

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