テレビ朝日系「ミュージックステーション」(金曜後9・0)の7代目サブMCに入社1年目の鈴木新彩(さらさ)アナウンサー(22)が就任することが29日、分かった。10月7日から登場し、MCのタレント、タモリ(77)をアシストする。
鈴木アナは8月29日放送の「お願い!ランキングpresents そだてれび」(月~木曜深夜0・45)でデビュー。進行役を務め、キュートなルックスと明るいキャラクターで人気上昇中。
36年の歴史を持つ「Mステ」のサブMCは、1996年から期待の新人局アナを起用。歴代そうそうたる面々=別表参照=が務めており、エースアナへの登竜門だ。
アナウンス部長から知らされたとき鈴木アナは「とにかくびっくりして、放心状態でした。小学生のときから見ていた番組なので、自分が加わるイメージがなくて現実感がないです」と喜びと同時に戸惑いもあった。
前任者の並木万里菜アナ(26)や弘中綾香アナ(31)から「アーティストの方々へのリスペクトを忘れずに」というアドバイスを受け、「その言葉を忘れずに頑張っていきたい」と誓っている。
学生時代は吹奏楽部に所属し、ホルンを担当。トランペット奏者でも知られるタモリとは初対面の際、金管楽器話で盛り上がった。その模様は近日中に「Mステ」の公式YouTubeで公開される。小田隆一郎ゼネラルプロデューサーは「度胸があって機転が利く」と太鼓判を押しており、フレッシュな風を番組に吹かせてくれそうだ。
■鈴木 新彩(すずき・さらさ) 2000(平成12)年3月8日生まれ、22歳。東京都出身。慶大文学部人文社会学科卒。今年4月にテレビ朝日に入社し、8月に「お願い!ランキングpresents そだてれび」でデビュー。趣味はフィギュアスケート観戦。特技はホルン演奏で、中学から大学まで吹奏楽部所属で10年吹いていた。乃木坂46のファン。154センチ。