アイドルグループ、SKE48の古畑奈和(なお、26)が29日、名古屋市内のSKE48劇場で卒業公演を行った。
今月限りでグループを卒業する古畑は、24日に名古屋・日本ガイシホールで卒業コンサートを開催したが、この日は劇場最後となるチームKⅡ公演「最終ベルが鳴る」に登場。
「意味があってここに立てたと思うので出会ってくれてありがとうの気持ちです」とあいさつ。ステージでは、同じく11月1日に卒業する須田亜香里(30)から届いた「奈和ちゃんは私が唯一背中を追いかけた後輩です」との手紙も代読され、会場からはすすり泣きの声も漏れた。
公演では計20曲を披露。古畑もアンコールで卒業曲「ひかりさす」などを熱唱し、「みんな、笑顔で終わりましょう!」と古畑らしく終演。2011年10月に5期生に加入して以来の11年間の活動を締めくくった。
古畑は卒業後の活動も発表。10月1日からはソロアーティストとして活動し、すでに、あるアニメプロジェクトへの参画が決まったことも明らかに。「もっとすてきな景色をみんなに見せていけるように頑張ります」と力強く意気込んだ。
公演後に古畑はコメントを発表。「11年間は本当に幸せで、辛いことがあったとしてもファンの皆さんと乗り越えられた時とか、これもアイドルだからこそ悩めてるんだなっていうのを思ったら本当に幸せなアイドル人生を送れていたなと思います。次の夢を見つけるのは大変だったけど、やっと本気でやりたいことを見つけ、私の人生において欲が出てきたので、これからは一人のソロアーティストとしてたくさんの方の背中を押していけたらいいなと思います」と改めて感謝と決意を述べた。