安倍晋三元首相の「国葬(国葬儀)」が27日に行われます。一部の野党とメディアは「国葬反対」で大騒ぎしています。抗議デモに続き、東京・霞が関では先日、70代の男性が焼身自殺し、現場で「(国葬)反対」と書かれた紙が発見されたというニュースがありました。病院に搬送されるときは意識があったそうなので、何とか助かってほしいものです。
ここまで批判が盛り上がると、私自身も「もう国葬は止めてもいい」と言いたくなります。正直疲れますよ。ただ、批判している方々には、もう少し冷静に見てもいいと思うのです。
例えば、国葬にかかる費用は、現時点で16億6000万円程度だそうです。私も庶民ですから、16億円は高いと思います。
でも、世界各国から700人程度の参列があるそうです。関係者も来日するでしょうから、全員が献花をしてすぐ帰国するとは思えない。岸田文雄首相との弔問外交だけでなく、日本経済に貢献するような話も出るのではないでしょうか。
例えば、「日本で、すごい性能の製品が開発されている。この機会に見てみませんか?」とか、「日本の農産品は品質がいいですよ」などとアピールすることもできます。逆に、他国が日本に売り込んでくる可能性もあると思いますよ。
旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題は、霊感商法は絶対に許せません。多額の強制献金も憎むべきものです。報道によると、深く悩んでいる人に「それはあなたの前世から来るカルマだ。救われるためにツボを買いなさい」などと迫っていたそうですが、それが事実なら卑劣です。