フィギュアスケート・中部選手権最終日(25日、愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャー)女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位の紀平梨花(トヨタ自動車)は、97・80点で、合計154・49点だった。上位13人に入り、2年ぶりとなる全日本選手権(12月・大阪)への出場権を獲得した。全日本出場のための次のステップである西日本選手権(10月・京都)は、同週のグランプリ(GP)シリーズ第2戦のスケートカナダに出場するため免除される。
紀平は昨季、右足の故障のため全ての試合に出場しなかった。24日のSPで525日ぶりに実戦のリンクに立っていた。この日のフリー後は「自分の演技にしっかり集中していた。こうやって無事に通過して、段階を踏んでここまでこられてよかった」と安堵の表情だった。