米空母「ロナルド・レーガン」が5年ぶり釜山入港

産経ニュース
23日、韓国・釜山に入港する米海軍の原子力空母ロナルド・レーガン(共同)
23日、韓国・釜山に入港する米海軍の原子力空母ロナルド・レーガン(共同)

【ソウル=桜井紀雄】米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を母港とする原子力空母「ロナルド・レーガン」が23日、韓国南部の釜山に入港した。ロナルド・レーガンの釜山入港は2017年10月以来、約5年ぶり。核・ミサイル開発を加速させている北朝鮮を牽制(けんせい)するのが狙いで、近く日本海で韓国海軍と合同訓練を実施する。

ロナルド・レーガンを中核とする第5空母打撃群は他に巡洋艦やイージス駆逐艦で構成。司令官のドネリー少将は23日、「米韓同盟は現代史で最も成功した同盟の一つであり、今回の訪韓で関係を引き続き強化していく」と強調した。

北朝鮮が核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を強行した17年には、米国は空母3隻を朝鮮半島周辺に展開させ、韓国軍との訓練を実施するなど、軍事的な対北圧力を強めた。

だが、18年に米朝首脳会談に臨んだトランプ前米大統領は米韓合同演習の中止を表明。対北融和を目指した韓国の文在寅(ムン・ジェイン)前大統領も対北圧力の緩和にシフトした。一方、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は米韓の安全保障協力の立て直しを訴え、今年8月開始の米韓演習では約4年ぶりに大規模な野外訓練を再開させるなど、対北圧力を17年の水準に戻している。

米韓の動きに対抗し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は今月開いた最高人民会議で核兵器使用に関する法令を採択。核の先制使用も辞さない姿勢を示しており、朝鮮半島を巡る緊張が再び高まっている。

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