ミュージカル女優、唯月ふうかがデビュー１０周年で初コンサート　「役から抜け出して、本当の私を見せられた」

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ミュージカル女優、唯月ふうか（２６）が２２日、東京・銀座のヤマハホールでデビュー１０周年公演を開催した。

２０１２年にタレント発掘オーディション「ホリプロ・タレント・スカウト・キャラバン」で審査員特別賞を受賞し、芸能界入りした彼女にとって初コンサート。「１０年前の自分に『スカウト・キャラバン』を受けてよかったよと伝えたい」と喜んだ。

英語詞曲「Ｔｈｉｓ　ｉｓ　ｍｅ」でスタートし、女優デビュー作「ピーター・パン」の「アイムフライング」や代表作「レ・ミゼラブル」の「ＯＮ　ＭＹ　ＷＡＹ」などミュージカルの名曲をメドレーで披露。

松田聖子（６０）の「白いパラソル」や故テレサ・テンさんの「時の流れに身をまかせ」、所属事務所の先輩、山口百恵さん（６３）の「いい日旅立ち」など、昭和・平成の名曲も圧倒的歌唱力でカバーし会場を沸かせた。

特にＪＵＤＹ　ＡＮＤ　ＭＡＲＹの「Ｏｖｅｒ　Ｄｒｉｖｅ」は、「歌が好きになるきっかけとなった曲なので選曲しました」と明かし、思い入れたっぷりに熱唱。

全２０曲を歌い上げ、「ミュージカル女優として１０年やってきましたが、きょうは役から抜け出せて、本当の唯月ふうかを見せることができました」と感慨深げ。「これからも１５年、２０年と歌っていきたい」と誓い、「オリジナルソングを出したい」とＣＤデビューにも意欲を見せた。

１１月２７日～１２月１８日に東京・池袋の東京建物Ｂｒｉｌｌｉａ　ＨＡＬＬで上演されるミュージカル「東京ラブストーリー」でヒロイン・赤名リカを演じる。