矢野阪神、悩める守護神・岩崎優で初のシーズン勝ち越しなし 「任すしかなかったので受け止めている」

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9回2死から岩崎の横を抜けた打球は無情の同点打に=20日、甲子園球場
9回2死から岩崎の横を抜けた打球は無情の同点打に=20日、甲子園球場

クライマックスシリーズ(CS)進出へ必死のパッチの阪神が、20日のDeNA戦(甲子園)で9回2死から痛恨の逆転負け。勝利の方程式に答えを出せないまま、矢野燿大監督(53)は就任4年目にして初めてシーズン勝ち越しが消滅した。

3連敗で8月18日以来の4位に転落。矢野監督は「流れ的にも大きな1敗になるかもしれないが、まだ決まったわけではない。逆転するチャンスもあるんで信じて戦っていく」と声を絞った。

8回に一挙3点を奪って試合をひっくり返し、2点リードの9回に送り込んだ抑えの岩崎優投手(31)が大誤算。5安打1四球の3失点で再逆転を許し、球団左腕最多タイ26セーブから足踏みして6敗目を喫した。昨季限りで退団した絶対的守護神、スアレスの穴は一戦必勝のシーズン最終局面まで埋められないまま。指揮官も「任すしかなかったので(結果は)受け止めている」とかばうしかない。

当初の構想では、今季加入のカイル・ケラー投手(29)が新守護神として期待されていたが、調整不足もたたって開幕戦から背信の炎上。その後も打ち込まれ、早々に2軍落ちした。泥縄式に岩崎が代役に立てられた経緯もあり、阪神OBも「去年はスアレスに繋ぐセットアッパーで力を発揮していた。勤続疲労も当然ある。今年はその役目が急きょ変わったんだから、たまには打たれることもあるよ」などと異口同音に同情的だ。

昨季は「ゼロで抑えられてよかったです」の〝塩対応″で人気を博した岩崎だが、今季は好不調の波が目立って8月に中継ぎ降格。今月に入って再昇格したものの、〝悩める守護神〟に残り5試合も最後を託し続けて3位を死守できるのか。 (岩﨑正範)

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