中古スマホ 無人機が買い取り査定 需要拡大に対応 ネットより速く手軽

産経ニュース
「じゃんぱら新宿東口店」の店頭に設置されたスマホ買い取り機「おまかせ自動買取くん」=東京都新宿区(青山博美撮影)
「じゃんぱら新宿東口店」の店頭に設置されたスマホ買い取り機「おまかせ自動買取くん」=東京都新宿区(青山博美撮影)

中古スマートフォンの需要が拡大する中、中古機販売店が買い取りを効率化しようと査定から決済までを自動で行う無人買い取り機の導入を進めている。同じ人を介さないネット買い取りもあるが、一定の時間がかかるのがネックとなっており、その場で完結する無人機を拡大し需要を取りこぼさないようにする。

電子機器量販店ソフマップの子会社で、中古パソコン・スマホの買い取り・販売を手掛ける「じゃんぱら」(東京都千代田区)は、8月から同新宿区の店舗「新宿東口店」の店頭に無人でスマホの買い取りを完結できる機器「おまかせ自動買取くん」を設置。実証実験として運用を始めている。

利用者はまず、じゃんぱらのウェブ上から申し込みと本人確認を行う。機器の前部にあるコネクターにスマホを接続し、機能をチェックしてから投入口にスマホを入れると、カメラで画像認識し、人工知能(AI)が外装のキズなどを検知した上で査定する。

北千住マルイ内のティーガイア店舗に設置された買い取り機「MINTIT」=東京都足立区(同社提供)
北千住マルイ内のティーガイア店舗に設置された買い取り機「MINTIT」=東京都足立区(同社提供)

査定後はそのままオンラインで精算手続きとなる。買い取り金は、銀行振り込みかコンビニATMで受け取れる。まだ利用者は少ないが、9日には横浜店の店頭に2機目も導入した。「将来的には自社店舗以外にも広く設置していく」(同社)考えだ。

携帯電話販売代理店のティーガイアも4月から関東のショッピングセンター2カ所の店頭で無人買い取り機「MINTIT(ミンティット)」の実証実験を続けている。9月末まで実験を続け、その後は設置場所の拡大も検討する。

「設置拡大で中古機の買い取り量の増大も期待できる」(広報担当者)。各社は、店頭での人を介した買い取りやネット買い取りに続く新たなチャンネルの創出で、増大する中古需要に対応していく考えだ。(青山博美)

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