遺族「謝罪しないと意味がない」被告の態度に怒り パブ経営女性殺害

産経ニュース
初公判後に会見を行う遺族の稲田雄介さん=16日午後、大阪市北区(須谷友郁撮影)
初公判後に会見を行う遺族の稲田雄介さん=16日午後、大阪市北区(須谷友郁撮影)

大阪市北区のカラオケパブ「ごまちゃん」で昨年6月、オーナーの稲田真優子(まゆこ)さん=当時(25)=を殺害したとして、殺人の罪に問われた無職、宮本浩志被告(57)の裁判員裁判初公判が16日、大阪地裁(大寄淳裁判長)で開かれた。

被害者の稲田さんの兄、雄介さん(30)が同日、大阪市内で会見。この日の初公判で宮本被告は「死刑を求めます」と述べつつ、犯行への関与は黙秘した。雄介さんは「頭が混乱した。有罪になろうと、自供して、反省して、謝罪して後悔しないと意味がない」と憤る。

被告はごまちゃんの常連客。生前の稲田さんは周囲に「連絡がしつこくて困っている」と漏らしていた。

大阪府警は、事件前後に現場のビルを出入りしていた宮本被告を逮捕したが、取り調べでは犯行を否認したとされ、詳しい経緯は明らかにされていない。遺族は、せめて被告が法廷で事件について自分の口で話すことを期待したが、態度は終始不遜だった。

稲田真優子さん(兄の雄介さん提供)
稲田真優子さん(兄の雄介さん提供)

仕事を掛け持ちしながら資金をため、稲田さんがごまちゃんを開業したのは事件のわずか5カ月前。家族にとって稲田さんは家庭を明るくしてくれる存在だったといい、雄介さんは「常に真優子が頭の中にいて、ほかの人と話していても内容が頭に入ってこない。これまでの25年の思い出にすがって生きている。寂しいです」と声を震わせた。

雄介さんと母親は「被害者参加制度」に基づき、法廷で検察官の横に並んだ。今後の公判では意見陳述も行うという。

裁判長無視の被告に遺族の怒号…初公判詳報

「死刑を」と懇願も認否黙秘 常連客の被告

  1. NHK鈴木奈穂子アナ「あさイチ」ドタバタハプニングを視聴者フォロー「これぞ神回」

  2. NHK朝ドラあすの「舞いあがれ!」10月7日OA第5話あらすじ 参加した校外学習で舞(浅田芭路)がケガ、めぐみ(永作博美)は…

  3. 「もううんざり」国連勤務の露外交官、侵攻批判し辞職

  4. 〝プーチン暗殺〟米上院議員が呼びかけ 「あの男を殺すしかない」ニュースのインタビューで発言 露出身の実業家は懸賞金も

  5. 川口春奈主演「silent」Snow Man目黒蓮の迫真の演技に視聴者号泣「すごいドラマ」「毎週泣く自信ある」