全銀システム、フィンテック企業に開放へ 異なる決済アプリ同士での送金も可能に

産経ニュース

銀行間の送金システム「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」を運営する全国銀行資金決済ネットワークは15日、10月をめどに、システムの参加資格をスマートフォン決済アプリなどを提供する資金移動業者に拡大すると発表した。資金移動業者が全銀システムを利用できるようになることで、異なる決済アプリ同士での送金のほか、銀行口座と決済アプリのアカウントの間での送金が可能になる。

全銀システムとの接続方式も簡単な方法に仕様を変更し、新規加盟のハードルを下げる。

加盟申請から実際の接続開始までには、システム開発や試験などの手続きを経る必要があり、1年数カ月かかる見通し。実際に資金移動業者が全銀システムにつながるのは令和6年となりそうだ。

全銀システムとは、銀行間の振り込みや決済をオンラインで即時処理するネットワーク。昭和48年に稼働した。現在加盟しているのは都市銀行やゆうちょ銀行など預金を取り扱う1149の金融機関(7月末時点)。

これまでは参加者を預金取扱金融機関に限定することで、システムの安全性や信頼性を保ってきた。だが、デジタル化の進展に伴い、「フィンテック」と呼ばれる革新的な金融サービスの利用者も増えているため、資金移動業者にも参加資格を広げることにした。

決済アプリは現在、銀行を通じた資金決済が前提だが、全銀システムに接続できるようになれば、資金移動業者は個々の決済にかかるコストを自社努力で軽減でき、ユーザーの利便性向上も期待できる。

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