特殊詐欺「予兆電話」の音声公開 埼玉県警

産経ニュース
記者団の取材に応じる音声データ提供者の男性=14日午後、埼玉県警川口署(星直人撮影)
記者団の取材に応じる音声データ提供者の男性=14日午後、埼玉県警川口署(星直人撮影)

埼玉県警は、特殊詐欺の手口を周知して被害を防ぐことを目的に、特殊詐欺グループによる「予兆電話」とみられる通話の音声データ1件をホームページで公開した。電話を受けた同県川口市の40代男性が怪しいと感じたことから、被害には至らなかったケースという。県警にデータを提供した男性は14日、記者団の取材に応じ、語り口の巧妙さなどを明かして「ひょっとしたら信じていたかもしれない」と振り返った。

男性によると、電話は8月3日に自宅の固定電話にかかってきた。

電話の男は市役所職員を名乗り、男性に対して送った文書の中に「提出期限が迫っている申請書がある」と主張した。男性が身に覚えがないと伝えると電話は切れたという。

県警によると、相手の言い分を真に受けた場合、ATMで現金を振り込むよう要求されるなどのケースが多い。

男性は、市役所職員を名乗る人物からの電話であるにもかかわらず、表示されていた発信元が県外の電話番号だったことから不審に思った。しかし、相手の口調がきわめて冷静だった上、男性の名字を把握していたことなどから、その場で確信はできなかったという。「番号が通知されていなかったら信じていたかもしれない」

男性は、録音した音声データを公開することを希望して県警に申し出た。県警のホームページでの公開は初めての取り組みで、今後も協力者がいれば公開していく方針だ。

県警地域安全対策推進室の徳村忠室長は「実際にどんな電話がかかってくるのか、音声を聞いてもらうことに意義がある。少しでもおかしいなと感じたら周囲の人に相談してほしい」と呼び掛けた。(星直人)

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