虎のソナタ

糸井5000万円ならオリ復帰!? 6月に冗談で福良GMに要求

サンスポ
交流戦で触れ合う糸井㊧とオリックス・中嶋監督。2人の視線の先には福良GMがいた
交流戦で触れ合う糸井㊧とオリックス・中嶋監督。2人の視線の先には福良GMがいた

(セ・リーグ、阪神6-2中日、25回戦、阪神13勝12敗、12日、甲子園)相手球団の選手が阪神のヒーローインタビューを遅らせたことがあっただろうか。六甲おろしの大合唱(今は声を出せないけれど)を遅らせたことがあっただろうか。福留のセレモニーは、ちょっぴりウルっときた。

「2014年8月1日、甲子園の90歳の誕生日の日に打ったサヨナラ安打は甲子園で見ていました。いろんな本塁打も現場で見てきた選手ですから、感無量です」

竜番・須藤佳裕の言葉にも、レジェンドへの思いが詰まっていた。

さらば福留…と感慨深げに見ていたら、虎からも去っていく男が。

阪神がオリックスと戦ったことし6月の交流戦。舞台は京セラドームだった。グラウンドに現れた糸井は、バックネット裏のスタンド最前列にいたオリックス・福良GMを発見。大恩人に対して、自らの右手で首を斬るポーズ。

ことしでクビになりそうです!

そう報告。ニヤリと笑ったGMは指を2本立てて-。

「2000万円やったら、獲ったるわ」

すると、糸井はパー(要するに5本)を示して、5000万円を〝要求〟。GMは首を横に振りながら大爆笑。もちろん、冗談のやりとりだ。

「ヨシオはまだ、頑張れるやろ?」

GMの質問に「そう思いますよ」と無責任に返事した記憶が。

日本ハムへ投手として飛び込んだ糸井が、野手転向を決断した、そのときに2軍コーチだったのが福良さん。その後、一流のセンターとして活躍していく過程を見守り、センターからライトへコンバートを渋る糸井を説得したのも当時ヘッドコーチの福良さん。

何の因果か、糸井がトレードでオリックスにやってきたら、福良さんもやってきて、ヘッドコーチ、さらには監督に。

FAを決断して阪神にやってきた糸井だったが、悩みはいっぱい。その相談をグラウンド上で受けたのも福良さん。

いま、今季限りで引退の報に接して、「あのクビ斬りポーズは本音だったのかなぁ」とか、いろいろ考えてしまう。

トラ番キャップ・長友孝輔は、糸井が阪神入りした際に「糸井番」を命じられた。

「18、19年は2年連続で3割打ってます。さすがでした」

と評価しつつ-。

「噂に聞いていた、ビックリの行動、言動はあまりなかったような…。面白かった行動といえば、先輩が糸井さんに質問して、5000円札を渡されて口止めされてましたよね」

そういえば、そんなこともあった。もちろん、受け取ってませんよ、私は。5000円、すぐに突き返してます。

そういう想定外の面白さは、阪神ではあまり見かけることはなかった。伝統球団は窮屈だったのかと思ったりもする。

原田遼太郎は初めてトラ番になった2年前のキャンプで、いくらあいさつしても相手にしてもらえなかったことを思い出していた。でも、食らいついていたらポツリポツリ…。コロナ禍で無観客の頃。2人だけエレベーターの中で「やっぱりお客さんがいてほしい」とつぶやいたそうだ。

「偉大な打者の最後の試合がどうなるのか。満員で送ってあげたいですね」

原田のつぶやき、糸井の本音。みんなでかなえましょう。

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