翠富士が大関戦初勝利 114キロ小兵が先手で正代撃破

産経ニュース
【大相撲九月場所3日目】○翠富士(よりきり)正代●=両国国技館(加藤圭祐撮影)
【大相撲九月場所3日目】○翠富士(よりきり)正代●=両国国技館(加藤圭祐撮影)

大相撲秋場所3日目は13日、両国国技館で行われ、翠富士は大関正代を寄り切り、大関戦初勝利を挙げた。

幕内で2番目に軽い114キロの小兵が、48キロも重い大関を翻弄した。

翠富士は頭から当たって、すぐもろ差しを果たす。苦しくなった正代が左を巻き替えてくると、出し投げで崩し、泳いだ相手を一気に寄り切った。得意の肩すかしを繰り出す展開にならないほど、終始、先手で攻め続けた相撲だった。

取組後、正代が「初顔で何をしてくるか分からなかったので後手に回ったかな。立ち合いもスムーズに当たれなかった気がする」と反省しきりだったのに対し、翠富士は「立ち合いしっかり当たろうと。あとは流れに任せた」。思い切りの良さが勝負を分けたともいえる。

翠富士は先場所、西前頭11枚目で10勝5敗。新型コロナウイルス関連の休場者との兼ね合いなどもあって、今場所は西前頭筆頭と10枚も番付を上げた。自己最高位、自身初となる上位総当たりの地位である。初日の御嶽海、2日目の貴景勝には全く相撲を取らせてもらえずはね返されたが、ここで大関戦初勝利を挙げて存在感を示した。

引き揚げてきた花道の奥で、出番を待つ同部屋の横綱照ノ富士と目が合った。「にやっと笑ってくれたのがすごくうれしかった。大関に1人は勝ちたいと思っていたんで良かったです」。昨年痛めた腰は、だいぶ良くなったという。目標は2桁勝利と三役昇進。希望を大きく持って、潑剌と土俵を務めていく。(宝田将志)

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