御朱印巡り

弥彦神社(新潟県弥彦村) 2400年の歴史 止まらぬブーム

産経ニュース
越後一宮の弥彦神社=新潟県弥彦村(本田賢一撮影)
越後一宮の弥彦神社=新潟県弥彦村(本田賢一撮影)

新潟でもっとも社格が高い「越後一宮」の称号を持つ弥彦神社(弥彦村)は、古くから霊山とあがめられている弥彦山(634メートル)の麓にある。周囲を大きな杉の木々に囲まれ、その厳かな雰囲気からパワースポットとしても知られる。

折からの御朱印ブームもあり、弥彦神社の御朱印の人気は高い。高橋孝至権禰宜(ごんねぎ)(51)は「改元が行われた令和元年5月1日から1週間ほどは、御朱印を求められる方ですごい列ができた。改元に合わせて参拝される方も多く、正月がもう一回来たような状況だった」と振り返る。弥彦神社の新型コロナウイルス禍の前の初詣客は20万人超。改元時は相当なにぎわいだったようだ。

ブームはずっと続いているといい、「5月の大型連休などには多くの方が御朱印を求められる。最近は、女性を中心に若い人が御朱印帳持参でもらいにくるケースも多い」(高橋さん)という。

弥彦神社では天照大御神(あまてらすおおみかみ)のひ孫である天香山命(あめのかごやまのみこと)を祭っており、その歴史は2400年以上前までさかのぼる。

天香山命は、日本を建国したとされる神武天皇の勅命を受け、現在の新潟など越国(こしのくに)の開拓に乗り出す。弥彦神社の社伝によると、開拓を終えた孝安天皇元年(紀元前392年)に逝去。子息の天五田根命(あめのいたねのみこと)が墓をつくり祭ったのが同神社の始まりとされる。

崇神天皇(紀元前97~30年在位)の時代に、天香山命の子孫、建諸隅命(たけもろすみのみこと)が天皇の勅命を受け社殿を造営。明治45(1912)年の大火で社殿のほとんどを焼失したが再建し、現在に至っている。

歴代天皇のほか、源頼朝や上杉謙信、徳川家康など歴代武将からも厚い崇拝を受け、全国的に知られる神社となった。

弥彦山山頂には弥彦神社の奥宮「御神廟」がある。天香山命と熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)が夫婦で祭られており、縁結びのご神徳があるとされる人気スポットだ。麓の拝殿脇から山頂に向かうロープウエー駅までマイクロバスが無料で出ており、参拝後に山頂からの絶景を眺めに来る人も多い。(本田賢一)

弥彦神社の御朱印。「彌彦」は旧字体を使っている(本田賢一撮影)

弥彦神社】 新潟県弥彦村弥彦2887の2。JR弥彦線弥彦駅から徒歩約15分。北陸自動車道三条燕インターチェンジ(IC)または巻潟東ICから約30分。ご祭神の子孫を祭った摂社、ゆかりのある末社が計18社ある。御朱印は本社、御神廟、湯神社の3種類あり、初穂料は各500円。電話0256・94・2001。

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