大谷翔平、日本選手初2年連続30号 激烈MVP争い!ジャッジの前でメジャー初「10勝&30発」

サンスポ

さらに投打二刀流として、新たな歴史を刻んだ。「10勝、30本塁打」はメジャー初の快挙だ。1919年のベーブ・ルースは9勝、29本塁打。「野球の神様」を超える史上最強の二刀流選手となった。

ヤンキース戦の6回、逆転の30号3ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(AP=共同)
ヤンキース戦の6回、逆転の30号3ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(AP=共同)

「単純にうれしいですし、ここまで安定してしっかり(試合に)出続けられているのがまず良いところ。継続して最後まで健康で(試合に)出られるように調整したい」

前半戦の途中から、大谷の活躍がエンゼルスの勝利に結びつかず、「なお、エンゼルスは敗れた」を略してファンの間では「なおエ」と揶揄(やゆ)されていたが、好調のチームはブルージェイズ戦の3連勝に続き、ア・リーグ東地区首位のヤンキースにも2勝1敗と勝ち越した。「しかエ」(しかも勝った、の略)を追い求めた先に、2年連続MVPへの道が開ける。

★最優秀選手(MVP) 各チーム担当から選ばれた全米記者協会の2人ずつの会員(各リーグ30人)がレギュラーシーズン終了時に投票し、ア、ナ両リーグから選出する。1911年に制定され、同年は球聖タイ・カッブが受賞。23年にはベーブ・ルースが獲得した。日本勢は2001年にマリナーズのイチローが初受賞。21年は大谷が満票で選出された。

■データBOX

❶大谷が昨季(46本)に続く30号本塁打。日本選手がシーズン30本塁打以上を2年連続で記録したのは初めて。大谷が昨年46本を放つまで、日本選手で30本以上を放ったのは、2004年の松井秀喜(ヤンキース、31本)しかいなかった。大リーグでのシーズン30本以上の最多回数はハンク・アーロン(ブレーブス)とアレックス・ロドリゲス(ヤンキースなど)の15度。連続年数の最多は13年で、1992-04年のバリー・ボンズ(ジャイアンツなど)と98-10年のアレックス・ロドリゲスが記録。

❷プロ野球の最多回数と連続年数はいずれも62-80年の巨人・王貞治が記録した19年連続、19度。