落語家、林家そめすけ(55)が2日、大阪市内で「特染落語会」(9月24、25日=神戸新開地・喜楽館、10月6~8=天満天神繁昌亭)の開催会見を行った。
若手がトリを務め、中堅からベテランの出番が前となり、マジックや漫才も番組に取り入れた落語会。主催するそめすけは「われわれは前の出番で初心に帰るというか、しっかり盛り上げるというのを今一度勉強したい」と意気込みを語った。
脳梗塞で療養中の林家染丸(72)一門の公演とあり、毎公演、師匠の秘蔵映像を上映予定。「四代目まだまだ健在ということを映像を通してアピールしたい」と意図を説明。最近は自宅で静養しており、テレビを見るなどのんびり過ごしており、落語界の動向は相変わらず気にしているという。
そめすけは「今回『こんなことやります』と報告したときに31年間褒められたことはないんですけど、『みんながお世話になります』とおっしゃっていただいて、すごくうれしかったです」とエピソードを明かした。