田中教仁が敵地で判定負け「引退も視野に」 日本男子のタイでの世界戦26敗1分けに/ボクシング

サンスポ
敵地で再び判定負けした田中教仁(三迫ジム提供)
敵地で再び判定負けした田中教仁(三迫ジム提供)

プロボクシングWBC世界ミニマム級タイトルマッチが31日、タイ・ナコンラチャシマのセーブワン・マーケット野外特設リングで行われた。挑戦者で同級14位の田中教仁(37)=三迫=が、3度目の防衛戦だった王者のパンヤ・プラダブシー(31)=タイ=に0-3の判定負け。王座を獲得することはできなかった。

強い気持ちで挑んだ敵地での2度目の世界挑戦だったが、日本男子が世界戦未勝利のタイで新たな歴史を刻むことはできなかった。

「負けたけど、精いっぱいやったので悔いはない」

田中は最初から最後まで前に出てパンチを打ち続けたが、決定打を当てることができなかった。2回にはカウンターの右ストレートを当てて、パンヤが鼻血を出すなど悪くない立ち上がり。それでも4回終了後の公開採点では、ジャッジ3人が37-39とリードを許した。

中盤に王者が見栄えの良い強打を繰り出し、7回には右ストレートを連発して会場を沸かせた。8回終了後の公開採点でも73-79、74-78、75-77。終盤はセコンドの「倒せるぞ」の声に後押しされてKOを狙いにいったが、約1年9カ月ぶりの試合で疲れも見せ、攻めきれなかった。

2020年3月にタイ・ナコンサワンでWBA世界同級スーパー王者のノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に0-3の12回判定負け。海外に行くのも初めてで、戸惑うことが多かった上に気温が約38度。ダウンを喫する完敗だった。

再びタイで世界戦を闘うことを希望し、「人生をかけて倒しにいく」と、負ければ引退という気持ちで臨んだ。今回は気温約27度と条件は良かったが、妻と3人の子供が待つ日本にベルトを持ち帰ることはできなかった。「今後のことは今すぐに考えられないが、引退も視野に考えなければいけない」。ボクシング人生の岐路に立たされた。

日本男子のタイでの日本ボクシングコミッション公認世界戦は26敗1分けとなった。プロ戦績は田中が29戦20勝(10KO)9敗、パンヤが40戦39勝(23KO)1敗。

  1. 中露〝蜜月崩壊〟習主席がプーチン氏見捨てた!? 「ロシアの敗北は時間の問題」中国元大使が発言 インドの浮上で変わる世界の勢力図

  2. 名脇役の斎藤洋介さんが死去 69歳、人知れずがんで闘病

  3. 中村玉緒の息子・鴈龍さん、孤独死していた…55歳

  4. 【スクープ最前線】「核テロ」か「亡命」か 窮鼠のプーチン大統領が狂乱状態に 「台湾統一」難しくさせたと習主席は激怒 盟友から一変、首脳会議で何が

  5. きよ彦さん死去…毒舌キャラでタレントとしても人気集めた着物デザイナー