〝たらい回され男〟阪神・大山が千金の決勝ソロ 「見事でした」矢野監督も脱帽

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不平を言わず結果を出し続ける大山(右)に、矢野監督はメダルよりかけるべき言葉があるはず=30日、甲子園球場
不平を言わず結果を出し続ける大山(右)に、矢野監督はメダルよりかけるべき言葉があるはず=30日、甲子園球場

阪神・大山悠輔内野手(27)が30日の広島戦(甲子園)で、〝虎の子〟の1点となる決勝23号ソロ本塁打。ベンチの都合で打順も守備位置もコロコロたらい回しの主砲が、2カード連続負け越し中と窮地のチームを救ってみせた。

コロナ離脱もあって2日の巨人戦以来、実に4週間ぶりの一発。3タコで迎えた4打席目で値千金弾の大山は「自分で決める気持ちで打席に入った。しっかりと狙い球を絞って自分のスイングで打てた」と自画自賛だ。

夏の甲子園大会が終幕し、1か月ぶりに帰ってきた本拠地で初戦をものにした矢野監督も「あそこで一発で仕留めたのは見事でした」と脱帽。改めて大山の存在はありがたく映っただろう。

そもそも今季限りで退任する指揮官は、開幕戦で2年目の佐藤輝明内野手(23)を4番に据え、5年間の実績がある大山は7番でスタートさせた。「佐藤輝に4番を競争させることなく、大山を7番で使うのはおかしい」(球団OB)と非難の声は後を絶たず。その後も大山は打順をコロコロ変えられながら、6月から好調を維持して5番に定着した。

打順だけならともかく、守備位置も本業は一塁なのに、新助っ人ロドリゲスが加入すれば不慣れな左翼に回り、慢性的な左腕対策の余波で26日の中日戦(バンテリン)では2年ぶりの右翼で起用された。まさに言い方は悪いが、攻守ともにたらい回しの悪環境…。12球団を見回しても、こんな主軸選手はいない。

球団幹部は「チーム状況とはいえ、ひとつも不平も言わない大山は立派。それで結果を出している。大山がいなかったらウチはまだ最下位かもしれない」と最敬礼。すっかり迫力がなくなった佐藤輝よりも結局、頼りになるのはこの男だ。 (岩﨑正範)

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