首相会見詳報

(2)原発「あらゆる選択肢を排除せず検討」

産経ニュース
会見する岸田文雄首相=31日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)
会見する岸田文雄首相=31日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)

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--新型コロナウイルス感染者の情報を特定する「全数把握」の見直し導入や水際対策の緩和は。

「全国ベースでの全数届け出、あるいは陽性者の自宅療養のあり方、こうしたことについては、ウィズコロナに向けた新たな段階への移行の全体像の中で包括的にお示しした上で、円滑に導入していきたいと思っています。そしてお示しする時期ですが、もう少し感染の状況を見ながら確認した上で、時期を決定していきたいと思っています。そしてもう1つ水際対策については、本日お示しした通り、9月7日より入国者数の上限を5万人に引き上げるとともに、全ての国を対象に、添乗員を伴わないパッケージツアーによる入国を可能とするなど、さらなる緩和を行うことといたしますが、今後については、G7(先進7カ国)並みの円滑な入国が可能となるよう、内外の感染状況、さらにニーズ、また世界各国の水際対策、こうした観光等も勘案しながら、さらに緩和を進めていきたいと考えております」

--安倍晋三元首相の国葬について、内閣の一存で実施を決めたことは誤りだったのでは。見直す考えは。

「まず国民の皆さまの中にさまざまなご意見があるということ、これは私も十分承知をしております。その上で、先ほども申し上げたように選挙遊説中の安倍元首相に対する凶行を受けて、これまで内閣府設置法や閣議決定を根拠として国葬儀を実施することを決断し、そして国葬儀を執り行うこととした理由については、先ほども申し上げたような4点を挙げて説明をしてきたところですが、国葬議の開催については、さまざまなご批判とともに、説明が不十分というご意見をいただいているところです。この国葬儀の実施を判断した首相として、そうした批判、そして、ご意見を真摯に受け止め、正面からお答えする責任があるということを強く感じています」

「そのために、国会の場で、閉会中審査の形で、私自身が出席をし、テレビ入りで、国民の皆さんに見える形で国葬儀に関する質疑にお答えするという機会をいただきたいと考えており、1日でも早く、こうした場をつくるべく、幹事長、国対委員長に必要な調整をしていただくよう、先ほど、指示を出したところであります。政権の初心に帰り、丁寧な説明に全力を尽くして、国民の皆さまのご理解を得ながら、国葬儀を執り行っていきたいと思っております」

--先日のGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で、次世代革新炉の開発建設についての言及があった。原発の新増設を事実上認めたものだと解釈されている。

「昨今のエネルギーを巡る内外の情勢等を踏まえれば、国民生活や産業の基盤となるエネルギーを安定的に供給する体制を万全なものとしていく必要があると感じています。このため将来にわたってわが国のエネルギー安定供給を再構築するべく、あらゆる選択肢を確保しておくことが重要だと考えております。この観点からGX実行会議、要は、有識者の皆さまにもご参加いただいて、ぜひ、あらゆる選択肢を排除することなく検討していただきたい。こうしたお願いをしたところであります。その際、これまでと同様に安全性の確保を大前提とする、これは当然のことであると思います。次世代革新炉として、革新軽水炉、新型モジュール炉、高速炉などさまざまな研究開発が進んでいると承知をしておりますが、こうしたことについても専門家において、こうした技術研究について、しっかりと議論をしていただきたい、こうしたことをお願いした次第です。いずれにせよ、さまざまな要素を考慮しつつ、次世代革新炉の開発、さらには運転期間延長などについて年内をめどに専門家の皆さま方等にしっかりとご意見いただきたいと思っています。政府としてはそうした議論をしっかりと見た上で、今後の方針について、明らかにしていきたいと思っています。ですから、今回のGX会議においては、あらゆる選択肢を確保するという観点から、専門家、有識者の方々にご議論をお願いした、こういったことであるということをご理解いただければと思っています」

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