「ここからがスタート」 双葉町避難指示一部解除

産経ニュース
福島第一原発事故によって帰還困難区域に指定されていた福島県双葉町の一部地域で、30日午前0時に避難指示が解除される。JR双葉駅近くの大沼勇治さん宅では、解除を記念した焼肉の夕食を囲んでいた=29日午後、福島県双葉町(桐原正道撮影)
福島第一原発事故によって帰還困難区域に指定されていた福島県双葉町の一部地域で、30日午前0時に避難指示が解除される。JR双葉駅近くの大沼勇治さん宅では、解除を記念した焼肉の夕食を囲んでいた=29日午後、福島県双葉町(桐原正道撮影)

平成23年3月の東京電力福島第1原発事故で唯一、全住民の避難が続いていた福島県双葉町は30日午前0時、帰還困難区域内の特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示が解除され、11年5カ月ぶりに居住できるようになった。これで居住人口ゼロの被災自治体は解消する。

ただ、町の面積の8割超が帰還困難区域のまま残るほか、長期避難で町民の帰還意向は低迷、県外在住者の割合も高い。医療体制の構築や教育環境の整備など課題は山積している。

29日、準備宿泊のため、JR常磐線双葉駅近くの自宅を家族4人で訪れた大沼勇治さん(46)=自営業=は「ここからがスタート」と喜びをかみしめた。

大沼さんは現在、茨城県古河市に住む。準備宿泊が始まった1月以降、月に1回程度双葉町に戻り、自宅の片付けを行ってきた。町には駅の近くでも商業施設がなく、買い物にも困るのが現状という。

この日、自宅に戻った大沼さんはリビングルームにある段ボールで作ったテーブルの側面に「時節到来」と書き、家族で食卓を囲んだ。今後、古河市と双葉町の双方で仕事をすることにしているという。

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