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『習近平の暴発』石平、楊海英、矢板明夫著(産経新聞出版・1540円)中国の脅威と台湾の重要性

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『習近平の暴発』(産経新聞出版)
『習近平の暴発』(産経新聞出版)

中国の習近平政権はいつ暴発(台湾への軍事侵攻)し、わが国はどう対処すればよいのか―。本書はこうした課題にうってつけの一冊だ。中国を知り尽くす3氏が、ウクライナ戦争の台湾への影響をはじめ、中国の軍事的脅威や人権侵害、台湾の重要性について語り合っている。

矢板明夫・本紙台北支局長は「台湾有事すなわち日本有事といわれますが、中国からみれば『台湾はクリミア半島、日本はウクライナ本土』なんですよ」と語り、もし中国が台湾を併合したら「その8年後には日本に攻めてくる」と予測。評論家の石平氏は毛沢東の「狂気」を受け継いだのが習国家主席だとした上で「習近平の手には毛沢東のときにはなかった大量の核兵器と莫大(ばくだい)な軍事力と、さらにウイルスからサイバー攻撃能力までがある」と述べ、暴発への備えとして憲法改正が必要だと訴える。楊海英・静岡大学教授は「台湾有事で日本は尖閣諸島だけでなく、沖縄本島も失う危険性が高い」と危惧し、日本は台湾にもっと強く関わるべきだと強調する。

3氏のざっくばらんな語り口は読みやすく説得力がある。中でも第5章「日本の異常な対中配慮」は中国に弱腰の国会議員こそ読むべきだ。

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