NPT会議、決裂回避へ瀬戸際の折衝

産経ニュース
25日、NPT再検討会議の非公開協議の議場から出る各国の外交官ら=米ニューヨークの国連本部(共同)
25日、NPT再検討会議の非公開協議の議場から出る各国の外交官ら=米ニューヨークの国連本部(共同)

米ニューヨークの国連本部で開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議は最終日の26日、核危機の緩和や核軍縮の針路を示す最終文書案の採択に向け、最後の全体会合を開いた。ウクライナ南部の原発や核軍縮を巡る記述の後退などの対立や不満は解消されていない。決裂を回避できるか、瀬戸際の折衝が続いている。

決裂すれば2015年の前回会議に続き2回連続で、NPT体制への信頼を失いかねない大きな打撃。各国の危機意識は高いが、予断は許されない情勢だ。

25日配布の最終文書の再改定案は、ロシアのウクライナ侵攻などを念頭に「核の脅威は冷戦期以降で最も高まっている」と指摘。核廃絶が核の使用や脅しに対抗する唯一の保証だと強調した。

ロシアが占拠するウクライナ南部のザポロジエ原発をめぐっては「重大な懸念」を示したが、ロシアを名指しした表現は削除され、ウクライナや欧州各国が不満を示した。(共同)

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