空調抑制、デパート営業1日5時間… 中国で電気不足の影響広がる

産経ニュース
22日、西洋風建築物が並ぶ中国上海市の外灘で、電源が切られた大型モニター(共同)
22日、西洋風建築物が並ぶ中国上海市の外灘で、電源が切られた大型モニター(共同)

【北京=三塚聖平】中国各地で最高気温が40度を超え、小雨で河川の水位が下がって水力発電所の稼働率が落ちるなど内陸部の四川省を中心に電力需給の逼迫が続いている。当局は公共交通機関での節電やデパートなどの営業時間を1日あたり5時間に短縮するといった対策を取っており、市民生活に影響が広がっている。

中国メディアによると、四川省成都市の地下鉄駅では自動券売機の一部が稼働を停止。駅構内の照明も通常時より暗くし、車両内の温度設定も引き上げている。同市内では屋外広告や繁華街の照明も消され、博物館や美術館、図書館なども臨時休館した。

四川省と隣接する重慶市では22日から、デパートなど一部の商業施設を対象に営業時間を午後4時から同9時までとする措置がとられている。

当初は市民生活への影響を抑えるために、四川省内の企業に対する節電要請が対策の柱だった。電力不足がなかなか緩和されない中、商業施設などにも影響が広がっている形だ。

また、上海市の中心部にある観光名所、外灘(バンド)でも節電のために建物のライトアップが22、23両日は停止。上海は四川省から送電を受けており、同省が電力不足に苦しむ中でライトアップが続いていることに批判が出ていた。

四川省の気象台は22日、省内で続いている高温は26~28日にかけて徐々に収まるという見通しを発表している。電力不足による工場の稼働停止も続いている。

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