アシェット・コレクションズ・ジャパンは19日、マガジンシリーズ「週刊 空母赤城 ダイキャストギミックモデルをつくる」を9月21日から販売開始すると発表した。毎号付属するパーツを組み立てると、全長約105センチの大型空母「赤城」が完成。ギミック満載の巨大モデルに、模型好きのネットユーザーからの反響が寄せられている。
同社は、あるテーマやジャンルについて、週刊や隔週刊で少しずつ紹介していく「パートワーク」「分冊百科」とよばれる刊行物を発行。組み立て模型のほか、刺繍キットやDVD、ミニチュアのコレクションなども展開している。
空母赤城は250分の1スケールで、完成時の全長が105センチという大迫力。この縮尺だからこそ再現できた緻密なディテールと、本物さながらの数々の仕掛けが特徴となっている。赤城は、日本海軍初の大型空母であると同時に、世界初の空母機動部隊・第一航空艦隊の旗艦で、再現にあたっては、最新の研究結果と現代最高のモデリング技術を採用したという。
真珠湾奇襲攻撃をはじめ、史実ではほぼ活用されず幻となった各種艦載砲、右舷の煙突からの発煙、エレベーターの昇降、砲声、銃声、警戒音の発音、各種灯火類の点灯など専用リモコンで操作できる。3種の艦載機は、主翼が展張・折畳状態に可動するよう精密に再現されている。
毎号のマガジンは、模型の組み立て方をわかりやすく解説するガイドをはじめ、多彩なビジュアルと貴重な資料が豊富な6つの章で構成されている。創刊号が特別価格で299円、第2号以降は1999円(いずれも税込み)。刊行号数は全110号を予定している。
早速、模型好きのユーザーが反応し、SNSには「なんかとんでもねえもんがでっぞ」「ギミックがヤバイな」「光る!動く!発煙する!いいねぇ。なかなか所有欲を満たしそうな感じ」「空母好きとしてはたまらない」などのコメントがズラリ。「買うしか!」「やめてってマジでwww 欲しすぎるからwww」と購買意欲をそそられたつぶやきも見受けられた。
一方で、「約22万円か」「全110号はさすがに…」「月1万ぐらいでゴールは約2年後かぁ…」「全長1m超えって…」「置く場所…どうするか…」など、全号コンプリートした場合の代金や、完成時のサイズ感に恐れをなす人も散見された。