室が、錦織の演出を受けるのは、初めての外部舞台出演となった14年のミュージカル「ザ・オダサク~愛と青春のデカダンス~」で戦前の京大生を熱演して以来。
★錦織、室は「勘のある若者だった」 錦織は「その当時から勘のある若者だったので、大きな戦力になると頼もしく思うと共に、互いにおのおのが年月を積み重ねてきているので、新しい出逢いになると楽しみにしております」と再会を心待ちにしている。
19年1月に関西ジャニーズJr.のライブを卒業後は俳優として活躍する室。17日開幕の舞台「まくをおろすな! LIVE」(COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール)まで、今年だけでも主演2本を含む5作品に引っ張りだこだ。
★室「芝居好きに変えてくださったのが錦織さん」 「声も出ず、芝居をするのが恥ずかしかった自分をすっかり芝居好きに変えてくださったのが錦織さんでした。そこからいろいろな現場も経験させていただいて、9年ぶりにまたご一緒できるのは感慨深いですし、少しでも成長した姿をお見せできたらと思います」
大阪松竹座は、役者として目覚めさせてくれた先輩への恩返しの舞台として最高。〝喜劇の女王〟久本の胸を借りて、錦織に成長を見せつける。
■室 龍太(むろ・りゅうた) 1989(平成元)年5月25日生まれ、33歳。京都府出身。2003年10月28日、ジャニーズ事務所に入所。パフォーマンスとトークで関西ジャニーズJr.をけん引し、21年4月に卒業した。「大阪環状線 君の歌声が聴きたくて1985 天王寺編」(19年)や朗読劇「リクエストをよろしく」、舞台「ON AIR~この音をキミに~」(ともに22年)に主演するなど、俳優として活躍している。172センチ。血液型B。