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朝ドラは特別な場所「本当に幸せ」 前田公輝

産経ニュース
前田公輝 撮影・岩崎叶汰
前田公輝 撮影・岩崎叶汰

「僕は今、憧れ続けた場所に立っている。役者にとって、大河ドラマと朝ドラというのは特別な場所だと思う」

沖縄と東京を舞台にした今期の連続テレビ小説で、主人公の暢子=のぶこ(黒島結菜=ゆいな)たち4きょうだいの幼馴染である砂川智=さとる=を演じる。序盤から終盤まで出ずっぱりの重要キャラクターだ。

「初めて出られた舞台で、これだけ大きな役をいただいて、本当に幸せです」と喜びをかみしめている。「台本を読んで、智のセリフがあると、いまだにうれしくてニヤニヤしてしまう」

智は、小さな家業を継ぎながらも、自分でもっと大きな商売をしたい、という野望を抱いて上京した男。暢子に恋心を抱き、公私ともに支え続け、プロポーズするも振られてしまった。「意志が強い。島から出てきて、東京で働いて独立するというのは、なかなかできるものじゃない。恋も順調だと思っていたのでしょうが、そこは見えていなかった。だって、暢子とは付き合ってもいない。いきなりプロポーズは…ちょっとね」

そこに至るまでの、智と暢子、友人で暢子と結婚する和彦(宮沢氷魚=ひお)、その婚約者だった愛(飯豊まりえ)との同年代4人組の繊細な恋愛関係については、何度もスタッフを交えて、すり合わせが行われたという。「台本は読む人によって全然解釈が違う。僕自身そこまで恋愛ドラマの経験値を持っているわけじゃないので、皆さんに教えてもらいながら、方程式を組んで…」

演技には方程式がある、という。登場人物の行動が答えだとすると、その解に行き着くまでの心情や背景事情の方程式が必ずあるはずだ、と説く。「ただ、今回は長いので、方程式ではなくて(画家の)クリスチャン・ラッセンのパズルをやっている気もしていますけど…ここが合わない、ピースはどこだ、みたいな」

とことん役を突き詰める姿勢は、かつて共演した船越英一郎の影響を受けたもの。「船越先輩が『役者は常に問い続けるものだ。誰が一番問い続けられるかが勝負』と言っていて。ちょうど自分も追求せざるを得ないと思い始めた時期だったので」

ドラマでは今後、ある意外な女性と距離が接近していく。「智も成長しているので、ちむどんどん(沖縄方言で胸がわくわくする気持ち)してもらえれば」(三宅令)

まえだ・ごうき 平成3年生まれ、神奈川県出身。6歳で芸能界デビューし、「天才てれびくんMAX」(Eテレ)に出演。20年、映画「ひぐらしのなく頃に」で初主演する。28年に映画「HiGH&LOW」シリーズで注目された。最新作「HiGH&LOW THE WORST X」が9月9日に公開予定。ドラマや舞台でも活躍する。沖縄で撮影した写真集「ちゅらたび」が10月5日、ワニブックスより発売予定。

連続テレビ小説「ちむどんどん」はNHK総合、月~土(土曜日は振り返り)午前8時。

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