大谷翔平、史上初の投打「規定」クリア見えた! ネビン監督代行が方針、残り試合「中5日」登板

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アスレチックス戦の6回、走者へ声をかけるエンゼルス・大谷=オークランド(共同)
アスレチックス戦の6回、走者へ声をかけるエンゼルス・大谷=オークランド(共同)

【オークランド(米カリフォルニア州)10日(日本時間11日)=竹濱江利子通信員】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)が今季の残り試合は中5日のローテーションで先発登板する方針が決まった。アスレチックス戦前にフィル・ネビン監督代行(51)が明かした。9日(同10日)の同戦で104年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」を達成。自身初の規定投球回(162)を射程に捉え、ワールドシリーズが始まった1903年以降で史上初となる投打での規定到達に挑む。

球史に残る偉業から一夜明けたデーゲーム。アスレチックス戦に「2番・DH」で出場した大谷は一回に左前打し、3試合連続安打とした。前日にはマウンドで左足付近に打球が直撃したが、影響を感じさせず。チームは延長十二回、タイブレークの末に5―4で勝ち、2カ月ぶりの3連勝を飾った。

「(次の先発は)月曜日、大谷は基本的に中5日の登板で回していく予定だ。大谷の翌日にスアレスを入れる」

試合前、ネビン監督代行が大谷の次回の先発登板が中5日で15日(日本時間16日午前10時38分開始)のマリナーズ戦になることを発表した。9日(同10日)に自己最多の10勝目を挙げ、ベーブ・ルース以来、104年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」を達成。4度連続で中5日の登板となる次回は通算3勝0敗と好相性のマリナーズ相手に11勝目を狙う。

負担が大きい投打二刀流では中6日での登板が基本だったが、中5日の方針が決まり、重要な数字が見えてきた。初の規定投球回到達だ。残り50試合。今季は19試合で111回を投げており、今後中5日で回れば9度の先発が可能だ。平均6回投げれば合計165回となり、昨季39人しか届かなかった規定投球回(162回)に到達する。

打者としてはこの日で464打席。2年連続の規定打席(502)クリアは確実だ。球団広報によるとワールドシリーズが始まった1903年以降、投打でシーズンの規定数に達した選手はいない。ルースも届かなかった前人未到の道を歩むことになる。

「長い回を投げることが(先発として)一つの仕事」と話す大谷。休養のタイミングなどは球団と話し合いを重ねてきた。故障のリスクを管理しながら、いかに投打で最大限のパフォーマンスを発揮できるか。今季はポストシーズン進出が絶望的な状況で、来季の起用法を見据えた〝テスト〟の意味合いもある。

10勝目を挙げた前夜には「(2桁勝利に)いくかいかないかで印象が大きく変わりますし、そこは違う。もっともっと大事な数字というか、個人を評価する上でも大事な数字はある」と語っていた二刀流。投打でさらなる高みを目指している。