青山真治の世界 リアルを探求

原作を忠実に再現した性描写 菅田将暉は「脚本には詳しく書かれてなくて」と苦笑い 『共喰い』(2013年)

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圧倒的な演技力を見せた菅田将暉
圧倒的な演技力を見せた菅田将暉

57歳という若さで死去した青山真治監督。生前こんなコメントを残している。

「今後はハードボイルドみたいな活劇を撮りたいと思っています。自分でいうのもなんですが、僕の書いた『雨月物語』を脚色したシナリオも凄い活劇ですよ。今の時代劇は侍の話ばかりでしょ? 僕は侍なんてくたばっちまえ、って思っているんで武士階級全否定の映画を作りたいですね」

結局その夢はかなえられなかったが、長生きしていれば面白い活劇を撮っていたかもしれない。2020年の「空に住む」が遺作となった。

「共喰い」は第146回の芥川賞を受賞した田中慎弥の同名小説が原作。荒井晴彦が脚本を担当した。

青山監督には珍しい性描写がある。「小説に書かれているものを忠実に映像化する、ダイレクトに撮るようにした」と明かしている。動植物から人間、男性器から精液にいたるまで即物的に描くとどうなるか、やってみたかったというのだ。

主演の菅田将暉は、これには「脚本には詳しく書かれてなくて、現場でやるしかなかった」と苦笑い。一番大変だったのは、円(光石研)と琴子(篠原ゆき子)のセックスシーンを遠馬(菅田)がのぞき見るところ。

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