〝重なり過ぎた偶然〟安倍元首相銃撃から1カ月 容疑者の背後関係は謎のまま…専門家が指摘「銃撃前から警戒対象だったのか疑問」

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街頭演説に臨む安倍元首相と、背後に立つ山上徹也容疑者(右)=7月8日、奈良市
街頭演説に臨む安倍元首相と、背後に立つ山上徹也容疑者(右)=7月8日、奈良市

安倍晋三元首相が奈良市内で参院選の街頭演説中に凶弾に倒れた事件から8日で1カ月を迎えた。世界に衝撃を与えた暗殺事件だが、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と政治の関係ばかりが強調され、山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検、鑑定留置中=の真の動機や背後関係などの謎は解明されたとは言いがたい。「消えた1発の銃弾」や「惰性で作成された警護計画」など警察の落ち度も深刻だ。専門家は「あまりにも偶然が重なり過ぎている」と事件の闇を指摘する。

山上容疑者は凶器に用いた自作銃について、ホームセンターなどから材料を入手し、ネットの情報を元に作製、奈良県内の山中で1年以上にわたり試し撃ちを繰り返したと供述している。

本当に単独で可能だったのか。事件現場に出向いて独自の検証を行ったという銃器評論家の津田哲也氏は、「銃身となった鉄パイプを含め材料は安価に入手できる。構造も単純で作製も容易だ。少ない火薬量から試し撃ちを繰り返し、暴発を避けつつ殺害に十分な威力の火薬量を探っていたのだろう」とみる。

手製の銃は一度に6個の銃弾が発射できる仕組みで、山上容疑者は5メートル程度の距離から2度発砲したとみられる。周囲には多くの聴衆らがおり、流れ弾が当たってもおかしくない状況だった。

津田氏は「安倍氏は当時、台の上に立って演説を行っていた。山上容疑者は上半身を狙い銃口を上に向け銃撃したとみられ、1発目は安倍氏の頭上を通り越したのではないか。銃口を地面と平行に向けていれば、聴衆に命中していた可能性は高い」との見方を示す。

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