マンガ探偵局がゆく

貸本ホラーはなぜ怖い? 雑誌にはない自由さが生んだ恐怖『[貸本怪談まんが]傑作選』

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楳図かずおも、少女雑誌で描くようになると、編集者からさまざまな注文がつけられたという。

貸本から雑誌に発表場所を移したマンガ家たちは、みな似たような苦労を経験している。比較的自由に描けるようになるのは昭和40年代に入ってからだ。

当時の貸本ホラーマンガを古本で手に入れるのは難しいが、比較的入手しやすい本に、菊地秀行・編のアンソロジー『[貸本怪談まんが]傑作選』(1991年立風書房・全2冊)がある。貸本の恐怖短編集からセレクトしたもので、水木、楳図はもとより、懐かしいいばら美喜や浜慎二、さらには小島剛夕、モンキー・パンチ(かとう一彦)の作品も。ネットのフリマなどで探すと各1000円前後で見つかるはずだ。

■中野晴行(なかの・はるゆき) 1954年生まれ。フリーライター。和歌山大卒業後、銀行勤務を経て編集プロダクションを設立。1993年に『手塚治虫と路地裏のマンガたち』(筑摩書房)で単行本デビュー。『謎のマンガ家・酒井七馬伝』(同)で日本漫画家協会特別賞を受賞。著書多数。

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