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『プリンス FOREVER IN MY LIFE』 ポップアイコンの本質に迫る

産経ニュース
『プリンス FOREVER IN MY LIFE』
『プリンス FOREVER IN MY LIFE』

『プリンス FOREVER IN MY LIFE』ニール・カーレン著、大石愛里訳(東洋館出版社・3190円)

孤高の天才、プリンスには、数千曲の未発表曲があると言われ、死後それを裏付けるように毎年リリースがあり、われわれに驚きと感動を与え続けてくれています。

プリンスが2016年4月21日に急逝してから6年が経過しました。未発表曲のリリースは、ファンとしてはうれしいですが、プリンスの今はそこにはありません。過去のカタログのいずこかの範囲を出ない。かえって、決定的な不在を感じます。

本書はポップアイコンとしてのプリンスではなく、人間・プリンスにフォーカスした稀有(けう)な一冊です。著者のニール・カーレンは、初めてプリンスにインタビューを行った後に彼からもらったメッセージカードに記された「本当のことを書いてくれてありがとう! 神の恵みがありますように」という言葉が忘れられず、本書執筆を決意したといいます。

取材嫌いのプリンスが、インタビューでのメモ、録音を禁じるのは有名な話です。そこでニールは、インタビュー中に頻繁にトイレに駆け込み、トイレットペーパーにメモをしました。本書の一部は、トイレットペーパーに書かれたメモを元に書かれています。

2人の距離は近く、プリンスは死の3週間前にニールに電話をかけ、コメディードラマの話をするほどでした。だからでしょうか、本書からはプリンス不在の喪失感とともに、まるで彼が隣にいるようなリアルさを感じることができます。

(東洋館出版社営業部 上原剛典)

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