主張

第7波と甲子園 柔軟な対応で出場機会を

産経ニュース

夏の甲子園大会(全国高校野球選手権)が6日から始まる。

青空の下に響く球音は夏の風物詩であり、100年超の歴史を持つ大会は一つの文化だ。新型コロナウイルスの流行第7波の中で迎える厳しい状況だが、一投一打に全力を尽くす球児たちを最後まで応援したい。

ウイルスの感染力は昨夏より増しており、誰が感染しても不思議のない社会情勢だ。

大会主催者には、感染が確認された選手、チームについても、できるかぎり出場できるような柔軟な対応を求める。

日本高野連などが設けるガイドラインでは、チームが集団感染と判断されても同じ回戦の中で日程を変更することがあると明記している。選手登録の変更も、試合開始の2時間前まで認めている。

事前の検査では、出場49校のうち4校が集団感染と判断され、組み合わせ抽選では初戦が大会第7日の2回戦3試合となるようにくじ引きが行われた。

さらに、試合自体は第8日に行われるように変更された。

「不公平感を指摘する声もあると思うが、代表校全てが出場できるように配慮した」とした大会主催者の判断を支持する。

勝ち上がれば、最大で2週間超の長期滞在となるチームも出てくる。主催者や各校の指導者は、熱中症対策などと併せて、選手の健康管理に細心の注意を払ってもらいたい。

胸に留めなければならない教訓がある。昨夏の甲子園大会で出場を辞退した東北学院(宮城)のケースだ。1回戦に勝った後、選手1人のコロナ感染が判明し、3選手が濃厚接触者とされた。「出場すれば感染者、濃厚接触者の特定につながる恐れがある」というのが出場辞退の理由だった。

球児たちから出場機会を奪ったのが、社会から感染者に向けられた中傷や偏見という「悪意」だったことには、いまも憤りを禁じ得ない。同じ悲劇を繰り返してはならない。

球児たちは野球文化の大事な担い手だ。先日、プロ野球史上初の5打席連続本塁打を放ったヤクルト・村上宗隆も平成27年夏に甲子園の土を踏んでいる。大舞台の経験は、野球人としての芯を一回りも二回りも太くするだろう。思う存分に白球を追い、二度とない夏を心から楽しんでほしい。

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