青森県内での新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、県は3日、重症化リスクの低い有症状者を速やかに検査し、診療・検査医療機関の負担を軽減するため、県臨時Webキット検査センターを稼働させた。また、高齢者と障害者施設の職員に抗原検査キットを配布して来週から集中検査を実施する。
関連経費として県は同日、約6億6700万円の今年度一般会計補正予算を県議会の議決を経ずに専決処分した。
重症化リスクの低い有症状者は、同センターにウェブで抗原検査キットを申し込み、検査結果を報告することで医師からメールで診断結果を受け取ることができる。一方、高齢者施設と障害者施設計約6万1千人の職員を対象に複数回検査を行うことで、施設利用者への感染拡大を防ぐ。