パドレス13−5ロッキーズ=ダブルヘッダー第1試合(2日、サンディエゴ)米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(35)はロッキーズとのダブルヘッダーの第1試合に先発し、6回を6安打3失点で5シーズンぶりの10勝目(4敗)を挙げた。試合は13―5で勝利した。
「10勝しているということは、自分が投げてみんなで勝ったのが10回あるということ。それはすごくうれしいですし、自信になります」
あまり好まないデーゲームをあえて選んだ。先発の中心としての責任感からだ。「自分が最低でも6回いければ、2試合目の戦術が大きく変わってくる。自分自身をその状況に置くことは簡単なことではないけれど、気持ちが入る」。リリーフを一人でも温存したい狙いがあった。
107球で6回まで投げた。今季20試合で16度目のクオリティースタート(6回以上を自責点3以下)をマーク。九回に3-2でサヨナラ勝利した第2試合は4人の救援投手をつぎ込み、僅差を制した。第1試合でのダルビッシュの貢献がダブルヘッダーの連勝を呼び込んだ。(山田結軌)