エネルギー上昇、銅・アルミ下落 景気減速懸念で商品市況二極化

産経ニュース

世界的に物価高が進行する中、景気動向を映すとされる銅価格が下落するなど、国際商品市況の二極化が鮮明となっている。物価高を押さえ込もうと、米欧の中央銀行が金融引き締めを急ぎ過ぎれば、世界的な景気後退に陥る恐れもある。景気後退と高インフレが同時に起きる「スタグフレーション」が現実味を帯び始めている。

価格上昇が特に顕著なのはエネルギーだ。天然ガス先物価格は2日時点で昨年末の2倍超となった。欧州市場で指標となるブレント原油価格は約3割上昇した。資源大国ロシアが経済制裁への報復措置として、欧州などへのエネルギー供給を絞っていることが影響している。

トウモロコシなどの穀物もウクライナからの輸出が滞ったり、主産地での天候不順による供給不安のため価格が上昇傾向にある。

これとは対照的に、非鉄金属は下落が目立つ。銅先物価格は昨年末から約2割下落。銅は世界中でビルや鉄道網の建設に使われるため、相場下落は景気後退のサインと受け止められる。特にゼロコロナ政策を続け、企業活動が停滞する中国の需要減が響く。

アルミニウムなど、自動車の車体に使われる素材も価格下落が顕著だ。

国際通貨基金(IMF)は7月下旬、世界全体の実質成長率見通しについて、4月時点の3・6%から、3・2%に引き下げた。

米国は4~6月期まで2四半期連続でマイナス成長となった。より深刻なのは欧州経済だ。1日に発表されたユーロ圏の製造業の景況指標は低調だった。

ニッセイ基礎研究所の高山武士准主任研究員は「ロシアの思惑が欧州の物価を押し上げている。暖房でガスを使う冬場は深刻なスタグフレーションに陥る可能性がある」と指摘した。(米沢文)

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