都内高齢感染者、第6波上回る 死者抑制へ「徹底対策を」

産経ニュース

新型コロナウイルス感染流行の「第7波」で、東京都内の高齢者の1週間当たりの感染者数が年明けの「第6波」のピーク時を上回った。オミクロン株では若年層の肺炎重症化は減ったが、第6波では持病を悪化させるなどした高齢者の死亡が相次ぎ、60代以上が死者の9割超を占めた。コロナ感染症は感染者数のピークから遅れて死者数が増大する特徴があり、高齢者の感染防止とともに死者の抑制に向けた医療資源の投入が求められている。

感染状況を分析する都のモニタリング会議によると、7月19~25日の65歳以上の新規感染者数は1万4763人に上り、8720人だった前週の約1・7倍になった。第6波のピーク(2月1~7日)の1万526人を上回り、過去最多を更新した。

これまでの感染拡大時にも若年層に感染が広がった後、中高年層への波及がみられてきた。感染者全体に占める65歳以上の割合は7月19~25日に8・2%となった。第7波の兆候が見られ始めた7月4日までの1週間は6・7%だったが、7・1%、7・7%と週を追うごとに増加している。

厚生労働省によると、年代が判明している都内の死者数は1~6月に約1400人。このうち60代以上が約1330人(95%)で、70代以上は約1260人(90%)を占めた。

6月末から7月下旬の60代以上の死者は約50人にとどまるが、第6波で60代以上の死者は2月下旬から3月上旬にピークを迎え、2月上旬の感染者数のピークから約1カ月も遅かった。第6波で感染が急拡大した1月の60代以上の死者数は約20人にとどまっており、今後、増加していく恐れがある。

一方で、第6波と第7波ではワクチン接種の状況が異なる。コロナの重症化予防には少なくとも3回のワクチン接種が重要とされる。第6波では3回目接種に遅れが生じたが、これまでに65歳以上の約9割が済ませ、4回目接種も約4割が終えた。

ただ、高齢者はコロナ感染による発熱や喉の痛みで食事が取れず、水分補給ができなくなることが多い。このため、全身状態の悪化が深刻になる。治療薬の投与などを含めて早期の医療介入が不可欠だが、爆発的な感染拡大で医療への負荷は増大し、「高齢者らで入院調整ができない事例が多数発生し、翌日以降の調整を余儀なくされている」(モニタリング会議)状況だ。

7月28日のモニタリング会議で、国立国際医療研究センターの大曲貴夫・国際感染症センター長は「65歳以上の新規陽性者数の7日間平均が、前週から約1・9倍に増加している。高齢者は重症化リスクが高く、入院期間も長期化することが多い。家庭内や施設での徹底した感染防止対策が重要だ」と指摘した。(川畑仁志)

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