ダルビッシュ、志願のデーゲーム登板で10勝目

サンスポ
ロッキーズとのダブルヘッダー第1試合に先発したパドレスのダルビッシュ=サンディエゴ(共同)
ロッキーズとのダブルヘッダー第1試合に先発したパドレスのダルビッシュ=サンディエゴ(共同)

パドレス13-5ロッキーズ(2日、サンディエゴ)米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(35)がダブルヘッダーの第1試合に先発し、6回6安打3失点、2四球、7三振の好投で2017年シーズン以来、5年ぶり5度目となる2桁勝利を挙げた(10勝4敗)。

「何回か聞かれましたけど、ゲーム1でいかせてほしい、と。自分が最低でも6回いければ、2戦目(ナイター)での戦術が大きく変わってくる」

志願のデーゲーム先発だった。この日は、ダブルヘッダー。現地時間午後1時11分開始の第1試合での登板に名乗り出た。チームからは、通常のナイトゲームでの調整で登板できるように何度かヒアリングを受けたが、デーゲームを選んだ。中継ぎ投手陣を酷使しないようにゲームメークするプレッシャーを自ら背負った。

「自分自身でその状況に置くのは、もちろん簡単なことではないんですけど、その方が僕は気持ちが入る」

立ち上がりは三者凡退の好スタート。しかし、二回に先頭打者にフルカウントから四球を与えると次打者、グリチェクに左中間へ先制となる10号2ランを浴びた。三回は三者凡退も、四回には先頭打者のロジャースに中堅へ10号ソロで0-3とリードを許した。

しかし、味方打線がその裏に3-3の同点に追いつくと、五回には1点を勝ち越した。それでも四回を終え、83球を投じる苦しい展開。

「これやばい、五回で終わってしまう、と思った。でも六回までいけて最低限のことができてよかったです」

六回は全12球中、10球を直球とツーシームの力勝負。三者凡退でチームの3連勝に貢献した。

「10勝ついているということは、それだけ自分が投げてみんなで勝ったのが10回あるということなので。それはすごくうれしいですし、自信にはなります」

六回から打線がつながり、19安打13得点で大勝した。

今、あなたにオススメ

izaスペシャル

今、あなたにオススメ