資格なしで柴犬にマイクロチップ装着 容疑のブリーダーを追送検 チップ横流しの男も

産経ニュース
大阪府警本部=大阪市中央区
大阪府警本部=大阪市中央区

獣医師の資格がないのに輸出する柴犬にマイクロチップを装着したとして、大阪府警生活環境課は2日、獣医師法違反の疑いで、大阪府泉佐野市東羽倉崎町のブリーダー、井原渉被告(51)=偽造有印私文書行使罪で起訴=を追送検した。また、井原被告に無届けでチップを横流ししたとして、医薬品医療機器法違反の疑いで、動物病院経営の50代男も書類送検した。

捜査関係者によると、井原被告は個人事業として繁殖させた柴犬などの輸出を手掛けており、府警は昨年までの約2年間で、男から購入した少なくともチップ約170個を柴犬などに装着したとみている。男は自身が経営する動物病院で使用する名目で、動物用医療機器の卸会社からチップを購入した上、一部を井原被告に販売していたという。

井原被告の追送検容疑は昨年11月中旬~12月上旬、獣医師の資格がないのに、輸出用の柴犬やチワワなど7匹にマイクロチップを装着したとしている。男の書類送検容疑は令和2年と昨年の2回、井原被告に無届けで動物用医療機器のチップ計約230個を販売したとしている。2人とも容疑を認めているという。

府警は6月、柴犬を輸出する際に偽造した健康診断証明書を検疫所に提出したとして、井原被告を逮捕。捜査の過程でチップを自ら装着していたことも判明し、経緯を調べていた。

チップ装着「獣医師ら以外は危険な行為」

動物用のマイクロチップは、今年6月施行の改正動物愛護法で、繁殖・販売事業者に対し、ペットショップなどで販売する犬や猫に装着させることが義務化された。迷子や飼育放棄されるペットが増加していることが背景にある。

環境省によると、チップは長さ約1センチ、直径約2ミリの長円形の電子タグで、首の後部周辺に専用の注入器で埋め込む。装着する行為は獣医療行為とみなされ、獣医師や愛玩動物看護師が行わなければならない。

繁殖・販売業者に犬猫への装着が義務付けられたマイクロチップ(中央)。

チップには15桁の識別番号が割り振られ、装着した獣医師らは識別番号と品種、毛色の情報を記入した「装着証明書」を発行。ブリーダーらは国のデータベースにその証明書を添えて登録しなければならない。

日本獣医師会(東京)の担当者は、獣医師や看護師以外による違法なチップ装着について「装着する場所は脊髄にも近く、場所や注入器の針の向きなどを誤れば動物が死に至る可能性もある。獣医師ら以外が行うのはあまりにも危険な行為だ」と訴えている。(中井芳野)

柴犬の輸出で偽造診断書提出 容疑でブリーダーの男逮捕

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