チーム内の感染爆発で81人の陽性判定者が出た巨人は2日の阪神戦(東京ドーム)からの試合再開を目指している。
7月27日から順次、選手は自宅隔離を終えてトレーニングを再開しているが、球団によれば「上半身および下半身の筋力が公式戦に出場できる水準に戻るには数日掛かる」として、29日からのDeNA3連戦の中止を申し入れて承認された。
球団関係者は、阪神戦からの再開について、「2日からはできるんじゃないか」と試合挙行そのものには楽観的。
「選手が足りなかったのが一塁。感染拡大が始まった7月19日に陽性判定を受けた秋広、ウィーラー、香月は全員一塁を守れる。全員が一、三塁、外野を守れるのでバックアップにもなる。最低限の人数としては足りるはず」と現状を説明した。
「むしろ問題は20日に陽性になった主力がいつ戻れるのか。目安通りなら3日の試合からになるが…」(同関係者)
7月20日に陽性判定を受けたのは岡本和真内野手(26)=写真、中田翔内野手(33)、丸佳浩外野手(33)らの主力だった。