企業研修×介在犬 ~企業の課題解決に「犬」!?~

こんにちは。内田友賀です。

今日は「企業における動物介在教育」という、ちょっと真面目なお話です。

私は約10年間、学校教育に犬を介在させることで「子どもの心の課題の解決や成長のサポート」を目指してきました。

その中で気づいたことがあります。大人の社会で起きている心の問題は、子どもの社会で起きていることと同じ、という事です。「いじめ(ハラスメント)」「孤独」「コミュニケーション(相互理解)不足」など、これらの問題にも、犬たちが関わることで大きな効果が生まれます。

犬たちには、人を“オープンマインド”にしてくれるチカラがあります。

小学校の授業で、ワンコたちが得意とする(プログラムの効果が高い)のは、実は犬好きの子どもより、「犬嫌い」の子どもなのです。

そして、子どもよりオープンマインドになりにくい「大人」。この大人の心をいち早く開いてくれるのが「犬」という存在です。

\\ 犬と学ぶコミュニケーション実践 //

動物介在教育(AAE)は、「そこに動物が存在するだけ」では成り立ちません。教育としてのねらいを設定し、ねらいに到達するため、動物の特性を生かし理論に基づいた「プログラム」が機能して初めて意義を持ちます。

今回は、ドッグトレーニング要素と動物行動学を活用し、初対面の犬に「コマンド(指示)」を伝え、相手が「喜んで実践してくれる」ためにはどうするかを学ぶ研修です。同時に、これからの企業力に大切と言われるチーミング力を養うためのセッションも行います。

※チーミングとは、チームワークの構築と最適化を模索し実践し続けられる力のこと。

\\ 「呼び戻し」をやってみよう //

一定距離から、声とジェスチャーのみで「おいで」「おすわり」をさせます。

その時、どれだけ犬が楽しそうに来るかも大切なポイント。単に命令をするのではなく、いかに一緒に共通のゴール(呼び戻し)を高いモチベーションで実行できるかが評価に加わります。

■ファーストセッション

まずは、どんな方法が有効的か意見を出し合いチームで方針を決めます。そして各チームでなぜその方法を選んだかなどのポイントを発表します。

(オンライン会議より、会話が弾んだ!)

(みんなの表情と雰囲気が伝わるって大切)

■介在犬と実践

自分達の想定した方法をトライ。しかし、なかなか思うようにアクションしてくれないワンコたち。頭で考えた方法では上手くいかないことを全チームが学びます。

(最初は目も合わない…)

(ぜんぜん聞いてない!)

■ロールプレイング&課題の洗い出し

上手くいかなかった問題について、犬役・人役のロープレ実践を交え、ハンドラーに介在犬の性格などを聞きながら課題を洗い出します。ここで養われるのは「質問力」です。

時には上司が犬役を演じたりと、笑いも絶えない時間に。「相手の立場に立ち、相手を知る」という大きな気づきを得る人も少なくありません。

(どんな「おいで」なら、行きたくなるんだろう?)

(犬の目線になってみるか!)

■介在犬と実践

改善策をもとに、最後の実践タイム。各チームが「その犬の個性」を尊重しながら試行錯誤を重ね、少しずつコミュニケーションが成立してきます。

(来てくれた!!)

(ちゃんと聞いてくれるようになったね)

■テスト&発表

各チームで順番に実践と発表。介在犬の性格から、工夫した点や気づいたことなどを発表し、相互にチーミングへの評価をしていきます。

(come♪)

(sit♪)

\\ 感想 //

■ロジックだけでなく、感情やパッションという要素を引き出すためには犬がいなければなかなかできないコミュニケーションの機会だったのではないかと思います。

■まさに営業現場、得意先との関係構築に全てが活きると思います。目的の共有、相手を知ること、一緒にやっていくこと、思いを伝えること、全てが大切で、全部できたら得意先との関係が最高の状態だなと思います。犬を通してリアルに学べました。普段どれだけ相手のことを思いやれていないか、を痛感しました。

■やり取りしながら相手に対応していこう、という点で話を聞く時間はたくさん取るようにはしてきたが、そもそも、その人に対してどういうアプローチがゴールにもっていくために一番いい手段だということを理解した上でコミュニケーションしているか、という点では、今までは戦略性がなかった。警戒心が強い子や、繊細な子、など、性格や特性を踏まえてどんな行動が好きなタイプかを「感じて」見極めるとともに、短時間で最も早く一緒にゴールに向かってもらうために、相手の特性に合わせた訓練を実施することが重要だと思いました。

\\ 人事部からの評価 //

これまでに受けたリーダーシップトレーニングと共通する部分があってとても興味深かった。部下や同僚に対する適切なリーダーシップスタイルの選択において必要に応じてSituational Leadershipの考え方を使うようにしているが、犬というのは非常に純粋かつ学びに対して素直な面があり、その意味では新入社員や新しく入社した人材に近い存在だと思った。まずはその人間の特徴を理解し、寄り添い、見本を見せ、目線を下げて一緒に目標を達成する、というアプローチを取る事で、少しずつ犬との信頼関係が醸成されて、成長を促す、という点で、実践に近いものがあり面白かった。

企業研修に犬が介在する意義。

それは、対人のみでは限界がある「心を開き、他者の立場に立ち、相互理解をする」という心の変化を生み出しやすいという点だと考えています。

リモートワーク導入や、オンライン会議の主流化などにより、新しい課題を抱える企業も増えています。

そんな企業の課題にも、ワンコと人の関係性が価値を創出していける時代になったらいいな。

ひめちゃん、ウィルソン君、テト君。ありがとう♡

■企業研修に関するお問合せ

一般社団法人マナーニ 担当:加納

https://manani.jp/

kyoiku@manani.jp


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