米大リーグは後半戦がスタート。エンゼルスの大不振に対して、日米で嘆きの声が広がっている。
4月は14勝8敗と好発進。地区首位に立ち、5月11日には貯金を今季最多の11まで増やして、大谷にとっては初、チームとしても2014年以来のポストシーズン進出へ期待が高まった。ところが6月は10勝18敗と急降下。7月に至っては5勝(15敗)しか挙げておらず、そのうち2勝は大谷の先発白星という惨状だ。借金は最大で16となり、巻き返しは厳しい状況になっている。
孤軍奮闘する大谷や、すでにMVPを3度受賞し、今季も打率・270、24本塁打、51打点をマークしているトラウトに同情の声が集まるのは日本だけではない。オールスター戦を控えた18日(同19日)には、ニューヨーク・タイムズ紙に「トラウトと大谷を救うとき」というコラムが掲載された。